今回はむぎわらしんたろう作
『ドラベース ドラえもん超野球外伝』について書いていきたいと思います。
内容
ドラえもんが生まれた22世紀でも、やっぱり野球は大人気!!
クロえもんも草野球チーム・ドラーズを率いるほどの熱中ぶりだ。
ところが、このドラーズ、
じつは結成以来、一度も試合に勝てたことがないという、
かなりのダメチーム。
「負けるのに慣れた」なんて情けないことを言うメンバーに対し、
クロえもんは、
次の試合で負けたらチームを解散すると言い放った。
試合の相手は金持ちの息子・門賀率いるモンガーズ。
父親の金でドラーズたちのグラウンドを買い取り、
エーモンドの大切なバットを折った連中だ。
おれたちに勝てばグラウンドを返してやると言われ、
気合いを入れて試合にのぞむドラーズだが、
1回にして8点も取られたうえ、
その後の攻撃でも
ピッチャー・門賀の球に手も足も出ない。
はたして、この試合、勝てるのか!?
感想
この『ドラベース ドラえもん超野球外伝』は、
『コロコロコミック』に掲載されていた作品で、
自分は子どもの頃に夢中になって読んでいました。
『ドラえもん』の世界をベースにした野球マンガということで
取っ付きやすいのはもちろんのこと、
気がつけば熱くなってしまう面白い作品です。
久しく読んでいませんが、
今読んでも熱くなれることは間違いないと思います。
今回は松田奈緒子作『重版出来!』について書いていきたいと思います。
内容
「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。
編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。
数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、
読者の手に届くもの。
そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!
マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、
全ての仕事人へのエール漫画です!!!
感想
『重版出来!』は、
週刊コミック誌の編集部を舞台に、
異色の新人女性漫画編集者が
周りを巻き込みながら活躍していく姿を描いた漫画です。
漫画というものが
漫画家1人の力では成立しえないということがよく分かる作品で、
作品と人の繋がり、そして人と人の繋がりに感動を禁じ得ません。
非常によく出来た作品で、現在も連載中であるわけですが、
こちらの作品は2016年に黒木華さん主演でドラマ化もされているので、
こちらも併せてチェックするとより楽しめるかもしれません。
今回はマーティン ハンドフォード著
『ウォーリーをさがせ! 』について書いていきたいと思います。
内容
きみはもう、ウォーリーをみつけたか?
「ウォーリーをさがせ!」の原点
いろいろな次元を超えて出没し、
ある意味強引に「さがせ!」と指示を出すウォーリー。
いつもアクティブで、冒険心をまったく失わない彼ですが、
1988年の初登場から30年もたちました。
その記念すべき第1作目がこの「ウォーリーをさがせ!」。
2度のリニューアルをへて、
最新シリーズのタイトルは「NEWウォーリーをさがせ!」です。
「ウォーリーをさがせ!」楽しさのヒミツ
ウォーリーとその仲間たち
(プロ級のカメラ女子「ウェンダ」、
しっぽしか見えていない犬「ウーフ」、
ひげが長すぎる「まほうつかいしろひげ」、
双眼鏡で何を見てるのかわからない「オズロー」)と、
彼らにまつわる持ちもの(落としもの)を
さがすのはもちろんですが、
場面のすみずみで繰り広げられている
「エキストラのみなさん」のシーンを見るのも、
「ウォーリーをさがせ!」の楽しさのひとつです。
さがし終わった! と思っても……
「ウォーリーたちも持ちものも、
全部見つけちゃったよ」と達成感に包まれている方、
ちょっと待った!
最後の見開きにある「チェックリスト」や
「おまけのさがしもの」をさがすのもお忘れなく。
いつまでも、
何度でも楽しめるウォーリーの絵本を
どうぞよろしくお願いします!
感想
世界中で人気となったこの絵本ですが、
この絵本は最高の暇潰しというか、
気がつくとこの絵本の世界に没入してしまっています。
もし若い世代でこの本を見たことがないという方は、
是非ともこの本の世界に浸ってみて欲しいと思います。
気がついたら時間が経っているはずです。