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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『大家さんと僕』 矢部太郎



今回は矢部太郎著『大家さんと僕』について書いていきたいと思います。


内容
1階には大家のおばあさん、
2階にはトホホな芸人の僕。

挨拶は「ごきげんよう」、
好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、
牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、
僕を俳優と勘違いしている……。

一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの“二人暮らし”がずっと続けばいい、
そう思っていた――。

泣き笑い、奇跡の実話漫画。


感想
この『大家さんと僕』は、お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎さんが描いた漫画です。

大家さんとの実話にもとづく心温まるエピソードが数多く収録されています。

全編を通してホッとするようなほんわかした話が続くのですが、
二人にお別れの時が来てしまうんじゃないかと思わされる終盤の展開には
グッと心を掴まれました。

矢部さんが大家さんを必要とし、
大家さんもまた矢部さんを必要とする、
家族とも恋人とも違う「大家さんと僕」という関係が本当に素敵なのです。

クスッと笑えてウルッとくる、まさに癒しを与えてくれるような作品です。

ぜひとも多くの人に読んでほしい作品ですね。
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『乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる』 和田彩花



今回は和田彩花著
『乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる』
について書いていきたいと思います。


内容
人気アイドルグループ「スマイレージ」のリーダーが、
ひそかに話題となっている独特な絵画の見方について、
本書ではじめて本格的に語ります。

ボッティチェリが描いた女神、ベラスケスが愛した王女、
フェルメールによる謎めいた女性、印象派の画家たちが表現したパリの乙女たち……
おなじみの名画も、そこに描かれた「乙女」に注目すると見方が変わってきます。

【本書で取り上げる20の名画】
マネ《鉄道》/ ベラスケス《ラス・メニーナス》/ ドガ《ダンス教室》/
カサット《青いひじかけ椅子に座る少女》/ ボッティチェリ《春(プリマヴェーラ)》/
《麻布著色吉祥天像》/ ルブラン《バラをもつマリー・アントワネット》/
フラゴナール《ぶらんこ》/ レンブラント《夜警》/ フェルメール《手紙を書く女》/
アングル《泉》/ クリムト《接吻》/ ミュシャ《四芸術》/
スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》/ モネ《舟遊び》/
ルノワール《陽光のなかの裸婦》/ モリゾ《ソファーに座る二人の姉妹》/
菱川師宣《見返り美人図》/ 黒田清輝《湖畔》/ 小林かいち《二号街の女》

すべてに女性が描かれています。
その姿やしぐさ、色や筆づかい、構図……
そうしたものを、まずはむずかしく考えずに「かわいい」という素直な視点で観ると、
絵画は別の顔を見せるのです。

すると、好奇心はどんどん広がっていきます。
敬遠しがちな美術史もいつのまにか身についていき、
ますます絵画を観る視点が深まっていきます。

「絵に興味はあるけれど、どのように観ればいいかわからない」
「美術史なんて堅苦しい」――そう思っている人にこそぜひ読んでほしい。
絵を前にして想像力がたくましくなり、
キャンバスから物語がどんどん浮かんでくる、すてきな体験ができるはずです。

「マネは私に、一生の宝物をプレゼントしてくれました」
ふとしたきっかけで美術館を訪れたことで、人生が変わった、と語る彼女の、
若いからこそ素直で優しい名画へのまなざしにぜひふれてほしい。

もしかしたら、あなたも美術館で人生が変わるかもしれません。


感想
2014年発売されたこの『乙女の絵画案内』ですが、
この発売された頃、大学生として絵画を学び始めたところだった
著者のあやちょこと和田彩花も今では大学院生となり、
絵画の研究により一層力を入れています。

つまりこの本では、
まだ専門家し過ぎていないあやちょの記述を読めるわけです。

そういった本が新書として発売されたというのもこの本のポイントであります。

この本をいま改めて読んでいて面白いのは、
アンジュルム(当時はスマイレージ)のリーダーであるあやちょが絵画に学び、
グループとしての活動に生かしていたことが分かる記述があることです。

「ルノワール《陽光のなかの裸婦》」について書かれた項で、
時代に挑戦した印象派の画家たちを「超個性派集団」と称し、
一人ひとりの個性が印象派を作り出したといえるとあやちょは記述しています。

そしてスマイレージをそういった集団にしたいとあやちょは記述しているのです。

今のアンジュルムを見るとどうでしょうか、
ハロプロ随一の「超個性派集団」になったと言い切ることが出来るでしょう。

まさにあやちょが願った事が実現したのです。

もちろんそこに導いていったのはリーダーであるあやちょだったわけです。

そんなあやちょは来年アンジュルムを卒業してしまいます。

残された時間の中で、
様々なものから得たあやちょの思いや経験を後輩たちに伝えていってほしいと思います。
『野蛮人の読書術』 田村耕太郎



今回は田村耕太郎著『野蛮人の読書術』について書いていきたいと思います。


内容
世界のエリートは、なぜ大量の本を読みこなせるのか?

ハーバード、エール、東京大学EMPほか、
世界のトップ機関で研鑽を積んだ男が教える
「いま、本当に使えるリベラルアーツ」の身につけ方。

ブックガイド30選も収録。

目次
はじめに
第1章 「リベラルアーツ」は読書で磨け
・なぜアメリカの名門大学生は大量の課題図書を読みこなせるのか
・世界のエリートに読書術を学べ
・書評を書くことは最高の読書術である
・「東京大学EMP」の底力と、そこで私が学んだ読書術

第2章 フロントランナーが教える読書術
1冊の中で「本当に必要な2割」を見つけよう
――池田信夫(経済評論家)
200冊×5年で脳内に「知の参照枠組」が構築できる
――村上憲郎(元グーグル日本法人名誉会長)
思考力を鍛えるには、「古典」が一番
――出口治明(ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO)
シリコンバレーの起業家はこんな本を読んでいる
――石角友愛(元グーグル・シニアストラテジスト)
これが、コロンビア大学が誇る「コア・カリキュラム」
――寺田悠馬(コロンビア大学卒業生)
「10000時間の法則」で、大抵のことはマスターできる
――藤原和博(元杉並区立和田中学校校長)
「教養」ではなく、「実戦的な思考能力訓練」としての読書
――横山禎徳 (東京大学EMP企画・推進責任者)

第3章 野蛮人のブックガイド:「現代版リベラルアーツ」が身につく精選30冊
・リチャード・ドーキンス『盲目の時計職人』
・ルイス・トマス『人間というこわれやすい種』
・池谷裕二『進化しすぎた脳』
・東京大学高齢社会総合研究機構『2030年 超高齢未来』
・中島隆博『悪の哲学』
・マット・リドレー『繁栄』……他
おわりに
付録:追加で読みたい20冊


感想
高度なレベルで読書欲をくすぐる一冊です。

作者は元国会議員で、
ハーバード、エール、東京大学EMPほか、
世界のトップ機関で研鑽を積んだという田村耕太郎さんです。

ものすごいバイタリティに溢れた方なんだという事がこの本からよく伝わってきました。

東京大学EMPでの話など田村さんが語る内容ももちろん面白いのですが、
第2章の「フロントランナーが教える読書術」での
様々な第一線で活躍する人々の読書に関する話は是非とも一読すべき面白さです。

ちょっと圧倒されてしまうくらいの力強さを持った「読書術」の数々に胸がときめきます。
『大人のSMAP論』 速水 健朗、戸部田 誠、みきーる



今回は、
速水 健朗、戸部田 誠、みきーる著
『大人のSMAP論』について書いていきたいと思います。


内容
2016年12月31日、とうとうSMAPが解散する。

「SMAP解散」のニュースはNHKで速報として流され、
解散報道を受けての「謝罪生会見」は瞬間最高37%超の視聴率を記録。

一アイドルグループの解散が国民的関心事となる“異常事態”となった。

ジャニーズの“落ちこぼれ”といわれたグループは、
なぜ「国民的アイドル」になり得たのか?

気鋭の評論家・速水健朗氏、
偏執的なテレビウォッチャーとして知られる戸部田誠氏(てれびのスキマ)、
“ジャニヲタ・エバンジェリスト”みきーる氏の3人が、
革命的アイドルの「奇跡」と「偉業」を語り尽くす。

これぞ大人も納得、「SMAP論」の決定版!


感想
この本の中で評論家の速水健朗さんが、
SMAPのことを「国民統合の象徴」と表現している箇所があります。

そう呼べるくらいにSMAPは、
国民から注目される存在であり、国民に寄り添う存在でありました。

SMAP解散前の2016年12月10日に発売されたこの本は、
SMAPに解散してほしくないという意見で最後がまとめられていますが、
解散から約1年半が経った今もSMAPの影を追っている人は少なくありません、

それは新しい地図の映画がヒットしたことを見ても明らかです。

今なお多くの人を惹きつけてやまないSMAPという存在がどういったものであったか、
SMAPがどのような軌跡を辿ってきたか、
このことが実に分かりやすくかつ読みやすく記されています。

SMAP解散前に発売された本ですが、
「SNAPロス」の心を埋めてくれるような本だと言えます。

ま、SMAPを思い出すことでロスが再燃してしまうかもしれませんが…(苦笑)
『働く男』 星野源



今回は星野源著『働く男』について書いていきたいと思います。


内容
働きすぎのあなたへ。

働かなさすぎのあなたへ。

音楽家、俳優、文筆家とさまざまな顔を持つ星野源が、
過剰に働いていた時期の自らの仕事を振り返り、解説した一冊。

映画連載エッセイから、
ショートストーリー、
自作曲解説、
手書きコード付き歌詞、
出演作の裏側、
「ものづくり=仕事」への想いをぶちまける。

くだらなさも真剣度も120%全部盛り!

働く男・星野源のある意味「攻略本」。

星野源はなぜこんなにも人気なのか?

本書を読めば人々の心を掴む理由が分かります。

文庫化にあたり、
「働く」ことについて現在の気持ちをつづった
書き下ろしまえがき「今はそんなに働きたくない男(仮)」、
芥川賞作家となった又吉直樹との特別対談「働く男同士の仕事の話(仮)」を収録。


感想
今や各分野で大人気の星野源さんですが、
そんな星野さんが自分の仕事について綴った本がこの『働く男』です。

いやぁよく働いているなぁという印象を受けるぐらいに、
星野さんが色々なことに精力的に取り組んでいることが分かる一冊です。

しかしながらこの本にも書かれていますが、
2012年に病気で倒れてから仕事に対する考えが変わったそうです。

「休みたくない」から「できれば休んでいたい」という考えに変わったんだとか。

ある意味で肩の力が抜けた考えに変わり、
これが今の様々な活動に好影響をもたらしていることは間違いないでしょう。

この本では、そんな考えに変化する前の働き過ぎな星野さんのことを知ることが出来ます。