今回は『KAPPEI カッペイ』について書いていきたいと思います。
内容
1999年7月に世界が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」を信じ、
乱世の救世主となるべく、
人里離れた地で修行に明け暮れていた男・勝平。
しかし、世界が滅亡する気配は一向にない。
そしてある時、
勝平をはじめとした「終末の戦士」たちは、
師範から突如「解散」を命じられた。
東京へと流れ着き、
右も左もわからぬ大都会で、
気弱な大学生・啓太を助けた勝平は、
それをきっかけに天真爛漫な女子大生・山瀬ハルと知り合い、
人生で初めての恋をする。
そんな勝平の前に、
かつてともに修行に励んだ守、正義、英雄らたちが現れて……。
感想
これは良い意味で空前絶後のバカ映画です。
何も難しいことを考えずに観ることが出来て、
思わず笑ってしまう映画というのは、
心が重たくなっている時にこそ必要なものだと思います。
そんなバカ映画(誉め言葉)を
豪華俳優陣が真面目に演じているということが凄いことだと言えます。
まさしくあっぱれ!な作品です。
今回は『アイ・アム まきもと』について書いていきたいと思います。
内容
小さな市役所で、
人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本。
故人の思いを大切にするあまり
世間のルールより自分の考えを優先してしまい、
周囲に迷惑をかけてばかりいた。
そんなある日、
新任局長・小野口が「おみおくり係」の廃止を決定。
身寄りなく他界した老人・蕪木の埋葬が
「おみおくり係」での最後の仕事となった牧本は、
蕪木の身寄りを探すため彼の友人や知人を訪ね歩き、
やがて蕪木の娘・塔子のもとにたどり着く。
蕪木の知られざる思いとともに彼の人生をたどるうちに、
牧本自身にも少しずつ変化が起こり始める。
感想
牧本の人間的にはみ出している部分に笑わされつつ、
牧本のひたむきな姿を通して人の死について考えさせられる作品です。
決して派手さのない作品ではありますが、
終盤の展開も含めて、確実に心に残る作品であります。
今回は『映画 おそ松さん』について書いていきたいと思います。
内容
松野家の六つ子、
おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は
20歳を過ぎても自立できず、
女性経験もないニートだったが、
皆で仲良く暮らしていた。
ある日長男のおそ松は、
ふとしたきっかけで大企業のCEOから養子にしたいと持ち掛けられる。
一方、抜け駆けが面白くない5人の弟たちは
自分が養子に選ばれるため、
他を出し抜こうと火花を散らす。
そんな彼らの前に謎めいた3人の男が現れ、
事態は思わぬ方向へと動き始める。
感想
おバカなアニメ作品の実写化ということで、
当然のことながらかなりおバカな作品に仕上がっています。
そんな作品をあのSnow Man主演で作ってしまったというところに、
おそらくこの作品の最大の面白さがあるんでしょうね。
Snow Manの振り切った演技に注目して欲しい作品です。
今回は『グッドモーニングショー』について書いていきたいと思います。
内容
朝の情報番組「グッドモーニングショー」で
メインキャスターを務める澄田真吾は、
起床して早々に妻と息子から、
出勤途中には番組サブキャスターの小川圭子から、
それぞれ困った相談を持ちかけられる。
さらに、プロデューサーからは
番組の打ち切りを告げられて踏んだり蹴ったり。
そんな時、都内のカフェで人質立てこもり事件が発生。
「グッドモーニングショー」も事件をトップに生放送を開始する。
しかし、ほどなくして警察から連絡が入り、
犯人が「澄田を呼べ」と要求していると知らされる。
感想
朝のワイドショーを舞台した作品ですが、
生放送番組の放送の始まりと終わりがコミカルながらスリリングに描かれ、
作品の世界にどんどん引き込まれていきます。
中井貴一さん演じる澄田真吾をはじめ、
登場人物それぞれがくせ者揃いで、
これもまた楽しく観ることが出来るポイントになっています。
実に楽しい作品です。
今回は『未成年だけどコドモじゃない』について書いていきたいと思います。
内容
成績優秀でスポーツ万能な鶴木尚にひとめぼれした折山香琳。
世間知らずのお嬢様である香琳が
16歳の誕生日に両親からプレゼントされたのは、
なんと片思いの尚との「結婚」だった。
大好きな尚との新婚生活に香琳は心ときめかせるが、
尚は学校では見せなることのない冷たい表情で
「顔で結婚決めるような女、大っ嫌いなんだ」と香琳に言い放つ。
そんな尚を振り向かせようと、
家事や勉強に挑戦する香琳。
そんな香琳に尚も少しずつ心を開いていく。
しかし、絶対秘密である2人の結婚が
香琳に思いをよせる幼なじみの海老名五十鈴にばれてしまい……。
感想
THE少女漫画的展開が面白い作品です。
そんなストーリー展開やキャラクターを、
中島健人さん、平祐奈さん、知念侑李さんの3人が見事に演じて、
実に面白い作品に仕上がっています。
特に平祐奈さん演じる香琳の振り切った世間知らずっぷりには
気持ちよさすら感じてしまうはずです。