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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
ヘンリー・フォード(1863年~1947年)の名言
「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、
彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。」



これはヘンリー・フォードの名言です。

ヘンリー・フォードは、フォード・モーターの創業者であり、
T型フォードにより産業と交通に革命をもたらした人物です。

T型フォードが登場するまでの自動車は、
高価格でありながら品質は高くなく、
多くの人が手にすることが出来る代物ではありませんでした。

そういった中でヘンリー・フォードが1908年に発表したT型フォードは、
低価格で運転も単純であり、修理も容易で安価でした。

まさに自動車業界に革命を起こしたのです。

なぜこのような革命を起こせたのかと言えば、
ヘンリー・フォードが顧客の潜在的ニーズに気付いていたからだと言えます。

交通手段が馬車だった時代に自動車を知らない人々は、
速い馬を求めるだけで、「自動車をつくってくれ」とは言わないはずです。

しかし顧客が実際求めていることは、
速い馬ではなく速く移動できる交通手段なわけですから、
顧客が言っている通りに速い馬を育てなくてもいいわけです。

そこにヘンリー・フォードはいち早く気付いていたのです。

まさしく革命を起こす、イノベーターならではの思考だと言えます。






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忌野清志郎(1951年~2009年)の名言
「勝負をしない奴には
勝ちも負けもないと思ってるんだろ?
でもそれは間違いだ。
勝負できない奴はもう負けてるんだよ。」



これは忌野清志郎の名言です。

忌野清志郎さんは日本を代表するロックシンガーとして知られた人物です。

2009年に亡くなるまで日本中のロックキッズたちに大きな影響を与え、
死後も彼が残した楽曲は愛され続けています。

「ザ・キング・オブ・ロック」という異名もあった清志郎さんですが、
所属したRCサクセションはそもそもフォークグループであり、
音楽家としてジャンルレスであったと言えます。

さらに言えば音楽家としてだけでなく俳優としても活動しており、
まさにバイタリティに溢れた人物だったと言うことができるでしょう。

じゃあなぜそのように
様々なこと、様々なジャンルに挑戦したかというと、
根本に今回取り上げた名言にあるような
勝負する姿勢があったからだと言えます。

勝負をして勝ち負けを決めることが重要ではなく
勝負する(挑戦する)ことが重要なんだということを、
清志郎さんは身をもって教えてくれていたわけです。

なんともカッコいい生き方です。






樹木希林(1943年~2018年)の名言
「あのね、年をとるっていうのは
本当に面白いもの。
年をとるっていうのは
絶対に面白い現象がいっぱいあるのよ。
だから、
若い時には当たり前にできていたものが、
できなくなること、
一つずつを面白がってほしいのよ。」



これは樹木希林の名言です。

樹木希林さんは日本を代表する個性派俳優として知られた人物です。

不思議な魅力に溢れた方で、
スクリーンの中で役者として放つ魅力はもちろんのこと、
素の樹木希林としての姿も非常に魅力的でありました。

そんな彼女に憧れるというか影響を受ける人は多く、
その証拠に彼女の死後に出版された
『一切なりゆき 樹木希林のことば』という本は
実売100万部突破の大ベストセラーになりました。

その魅力の一端を窺い知ることが出来るのが今回の名言です。

年齢を重ねてもなお魅力的だった、
否、
年齢を重ねるごとに魅力を増した樹木さんですが、
その根本にはこの名言で語られている考えがあったわけですね。

年齢を重ねること、老いることを恐れる人は多くいるはずです。

しかしながら、
年齢を重ねる面白さを、魅力的に生きた樹木さんが語っていると、
誰が語るよりもその言葉には説得力がありますし、
是非とも実践してみたい(そのように考えてみたい)と思わされます。

年をとることは面白いことなのです。






アントニオ猪木(1943年~2022年)の名言
「この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ」



これはアントニオ猪木の名言です。

アントニオ猪木さんは伝説的なプロレスラーです。

しかしながら猪木さんは、
プロレスラーとしての顔だけではなく、
実業家としての顔、政治家としての顔、
という風に様々な顔を持ち合わせていました。

バイタリティに溢れた人物であり、
人間的な魅力が溢れ出した人物でありました。

そんな猪木さんの魅力に魅せられ、
多くの人が彼を慕い、彼に付いていきました。

だからこそ猪木さんが2022年に死去された際には、
多くの人々が彼の死を悼み、悲しみに暮れました。

そんな彼が残した名言(詩)は、
彼がプロレスラーとしての引退試合終え、
そのリング上で朗読したものであります。

プロレスファンの間ではあまりにも有名な詩であり、
プロレスファンにとどまらず多くの人が知っている詩だと言えます。

いつ見ても、いつ聞いても、
人生の教訓、
我々が進むべき「道」を教えてくれる名言(詩)であります。






上島竜兵(1961年~2022年)の名言
「全く努力してないというわけじゃないですよ、
こんなオレでも。
プロなんだから、
ある程度はやっていて当たり前だから。」



これは上島竜兵の名言です。

上島竜兵さんは日本を代表するリアクション芸人です。

「竜兵会」を率いて、多くのお笑い芸人から愛された人でした。

良い意味でポンコツで、
後輩芸人からもとっつきやすい存在であることが
テレビ画面からもよく見て取れました。

自分は有吉弘行さんのファンですが、
有吉さんのラジオ番組の年始の放送に毎年登場し、
お酒を飲みながらくだを巻くというのが恒例でした。

自分はこの放送を聴くと、
あぁ年が明けたんだなと実感できましたね。

このラジオ番組でもそうですが、
すごくイジられる人なので、
一見すれば努力していない人だと勘違いされるかもしれません。

しかしながら今回の名言にもある通り、
人から見えないところで努力をしていたのですね。

そこにはプロとしての思いがあったわけです。

カッコ悪くてカッコいい男の生き様だと言えます。