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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
うたう!大龍宮城
うたう! 大龍宮城 VOL.1【DVD】うたう! 大龍宮城 VOL.1【DVD】
(2012/06/21)
中山博子、斉藤暁 他

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今回は『うたう!大龍宮城』について書きたいと思います。『うたう!大龍宮城』は、1992年(平成4年)1月から同年12月までフジテレビ系で放送された、「東映不思議コメディーシリーズ」の第13作目となる作品です。

内容
勉強嫌いの浦島タローはある日、テレビでおなじみの芸能レポーターに文句をつけられているタクシー運転手の亀山海吉(正体はカメ)を助けた事により、海の中にいる乙姫のもとへ連れて行かれる。しかし、龍宮城は海洋リゾート開発で海が汚染され崩壊してしまっていた。乙姫はタローに助けを求める。一方、タローの父親は1年間のフィジー転勤を迫られていた。いつも勉強を押し付ける母親もフィジーでのリゾート生活に乗り気で「タローの面倒を見てくれる人がいれば夫婦揃ってフィジーに行ける」とグチをこぼす。そこでタローは勉強から逃げられる事と少しばかりのいやらしい気持ちで乙姫に保護者として浦島家に住みこんでもらうことを提案し、両親は揃って家を空け乙姫との生活が始まった。しかし、思いも虚しく乙姫の両親の鯨大王と珊瑚女王も同居する事に。乙姫一家は浦島家での生活を通じ、散り散りになった龍宮城の生き物たちと再会するが、彼らは人間社会での暮らしで心がすさんでいた。龍宮城で歌い、踊っていた頃と同じ様に歌い、踊り、彼らを純粋な心に改心させていく。同時に人間の世界とその心も理解してゆくのだった。


うたう! 大龍宮城 VOL.2【DVD】うたう! 大龍宮城 VOL.2【DVD】
(2012/07/21)
中山博子、斉藤暁 他

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主題歌
オープニング曲は「龍宮城でシュビドゥワー」で、タイム・ファイブと伊東恵里さんが歌唱を担当しました。エンディング曲は「フィナーレ」で、こちらはリュー・グー・フォー(中山博子さん、エド山口さん、ティナ・グレースさん、斉藤暁さん)という出演者4人が歌唱を担当しました。

オープニング(OPV) http://www.youtube.com/watch?v=9CnhyYCX4a8

エンディング(OPV) http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=m7eiKDuPyhw



『うたう!大龍宮城』は、テレビドラマとしては珍しい本格的なミュージカル仕立てになっているのが最大の特徴だといえます。日本においては映像ミュージカル大変珍しいわけですが、製作陣は正面からこのジャンルに切り込んでいったわけです。このような力の入り方からも分かるように、この『うたう!大龍宮城』は、製作陣としては大変思い入れ深い作品だったようですが、視聴率的には前作から数字を下げて厳しい戦いを強いられたという面がありました。しかし、このような挑戦をしたことが、日本の特撮の幅を広げたということは紛うことなき事実でしょう。その点で『うたう!大龍宮城』は、大変な意義深い作品であったといえます。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

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