FC2ブログ
cloudy
自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『チーム・バチスタの栄光』 海堂尊
チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光
(2006/02/04)
海堂 尊

商品詳細を見る


今回は海堂尊著『チーム・バチスタの栄光』について書いていきたいと思います。


内容
東城大学医学部付属病院では、
心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、
次々に成功を収めていた。

ところが今、三例続けて術中死が発生している。

しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。

そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、
神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。

(バチスタ手術とは)
バチスタ手術は、学術的な正式名称を「左心室縮小形成術」という。
一般的には、正式名称より創始者R・バチスタ博士の名を冠した俗称の方が通りがよい。
拡張型心筋症に対する手術術式である。
肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。(本書より)

第4回(2005年) 『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。


感想
著者の海堂尊さんは日本を代表するメディカルエンターテイメントの書き手であります。

その海堂さんのデビュー作がこの『チーム・バチスタの栄光』です。

なんといってもこの作品の面白さは、登場人物がそれぞれ魅力的だということにあります。

不定愁訴外来(通称「愚痴外来」)の責任者・田口、
厚生労働省の問題児・白鳥、
病院長である高階、
「チーム・バチスタ」のリーダー・桐生、
不定愁訴外来担当のベテラン看護師・藤原、などなど挙げればキリがありません。

そしてこの登場人物、特に田口と白鳥は以後の海堂作品に何度となく登場しています。

この作品で既にしっかりとしたキャラクター造形がされていたからこそ、
その後の海堂作品が凄まじい広がりを見せることができたのだといえます。

『チーム・バチスタの栄光』は、まさに海堂さんの原点、
読むと読まないではその後の海堂作品の見え方が違ってくるといえる作品です。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック