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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『ナイチンゲールの沈黙』 海堂尊
ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
(2008/09/03)
海堂 尊

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今回は海堂尊著『ナイチンゲールの沈黙』について書いていきたいと思います。


内容
第4回「このミス大賞」受賞作で300万部を突破した大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の続編が登場。

大人気、田口・白鳥コンビの活躍再び!

今度の舞台は小児科病棟。

病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患児は、眼の癌――網膜芽腫の子供たち。

眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、
患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口公平に依頼し、小児愚痴外来が始まった。

時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、
警察庁から出向中の加納達也警視正が病院内で捜査を開始する。

緊急入院してきた伝説の歌姫・水落冴子と、
厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、物語は事件解決に向け動き出す。

読者を魅了する、海堂尊のメディカル・エンターテインメント。


感想
この作品は海堂さんのデビュー作にして大ベストセラーとなった『チーム・バチスタの栄光』の続編です。

『チーム・バチスタの栄光』では現役医師ならでは手術シーンの描写のリアルさが読者を惹きつけたわけですが、
この作品で海堂さんが描き出したのは患者の苦悩、そしてその患者を受け持つ医師や看護師の苦悩です。

もちろん苦悩の描写ではなく、
そこは日本を代表するメディカル・エンターテインメントの書き手である海堂さんですので、
しっかりと作品にエンターテインメント性を持たせているわけですが、
そういった医療現場の苦悩の描写を現役医師が描くという重みはあります。

またこれとは違った医療現場の苦悩を描き出した海堂さんの作品『ジェネラル・ルージュの凱旋』とは、
この作品と『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読むことで全貌が分かるという相関性を持っています。

医療現場に関わってきた著者が描き出す医療現場の苦悩、
そしてそんな最中で送るミステリーは、
私たちに重い現実を突きつける一方で私たちをとても熱くさせてくれるのです。
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