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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』 海堂尊
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
(2009/01/08)
海堂 尊

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今回は海堂尊著『ジェネラル・ルージュの凱旋』について書いていきたいと思います。


内容
『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』でおなじみ海堂尊が贈る、
大人気〈田口・白鳥シリーズ〉みたび登場。

歌手の水落冴子が大量吐血で「東城大学医学部付属病院」に運び込まれ、
救命救急センターの看護師・如月翔子の判断で、
神経内科病棟のVIP病室・通称「ドア・トゥ・ヘブン」への受け入れに成功していた同じ頃、
不定愁訴外来担当の田口公平の元には匿名の告発文書が届いていた。

“将軍(ジェネラル)”の異名をとる、
救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという。

事態を重く見た田口は院長・高階に相談した末、
高階の提案でこの問題を倫理問題審査委員会(エシックス・コミティ)に委任することになった。

だがエシックス・コミティは世間を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」以降、田口と浅からぬ因縁を持っていた。

田口が、エシックス・コミティへの書類作成や小児科患者への不定愁訴外来で多忙になる中、
告発文を巡る問題は厚労省の白鳥の介入や、
当事者の速水を巻き込んだ複雑な問題へと発展していく。


感想
この作品は海堂さんの大人気シリーズ「田口・白鳥シリーズ」の3作目です。

前作の『ナイチンゲールの沈黙』とは、
この作品と『ナイチンゲールの沈黙』を読むことで全貌が分かるという相関性を持っています。

本作はこれまでの作品とはまた違った収賄疑惑を主題に扱った作品です。

もちろんフィクションであるわけですが、
実際に医療現場ではこういった収賄疑惑や癒着といったことが取り沙汰されます。

そういった意味では海堂さんはこの作品でリアルな医療現場を描き出そうとしているわけです。

もちろん収賄疑惑だけを描くのではなく、その疑惑と速水にまつわる謎を描いているのですが、
そのあたりはさすが現役医師でありながら人気ミステリー作家となった海堂さんの仕事です。

見事なミステリー作品に仕上がっています。

海堂尊ファンならずとも読んでおきたい1冊です。
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