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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『ブラックペアン1988』 海堂尊
新装版 ブラックペアン1988 (講談社文庫)新装版 ブラックペアン1988 (講談社文庫)
(2012/04/13)
海堂 尊

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今回は海堂尊著『ブラックペアン1988』について書いていきたいと思います。


内容
医師国家試験受験後、
合否判定を待ちつつ東城大学医学部付属病院の研修医となった世良雅志。

佐伯清剛教授を頂点とする総合外科学教室(通称・佐伯外科)に入局した世良は、
入局から3日目、
帝華大学からやってきた新任の講師・高階権太と遭遇する。

高階は食道自動吻合器「スナイプAZ1988」を引っ提げ、
手術の在り方、
若手の育成に一石を投じて波紋を呼び、
総合外科学教室の秩序を乱す言動と相まって周囲からの反感を買っていた。

また「佐伯外科」には「オペ室の悪魔」と呼ばれる万年ヒラ医局員の渡海征司郎がおり、
世良は高階や渡海との関わりの中で医師として成長していく。

世良が入局してから半年後、
佐伯が病院長選挙のパフォーマンスのために北海道での学会に出席中、
手薄となった病院では渡海と佐伯の過去の因縁が明らかになる事件が起こる。


感想
この作品では昭和63年の東城大学医学部付属病院が舞台となっています。

若きの日の田口、速水、島津、
さらには現役バリバリの高階がこの作品には登場します。

つまり「田口・白鳥シリーズ」のファンにとってたまらない作品だといえるわけです。

じゃあこれがただの田口たちの思い出話なのかというと、全くそうではありません。

この『ブラックペアン1988』は、
東城大学医学部付属病院の研修医となった世良雅志を主人公とした良質なミステリーに仕上がっているのです。

さらにこの作品で描き出されるその時代の医局の空気や医療現場のリアルな実態は、
現役医師である海堂尊さんだからこそ書くことが出来たものだといえるでしょう。

この作品はいわゆる「桜宮サーガ」を語る上で絶対に欠かせない作品だということが出来ます。
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