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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『時代小説で読む! 北海道の幕末・維新: 歴史を愉しむブックガイド』 鷲田小彌太



今回は鷲田小彌太著
『時代小説で読む! 北海道の幕末・維新: 歴史を愉しむブックガイド』について書いていきたいと思います。


内容
本書でわたしは、北海道の幕末を舞台にした時代小説の紹介を、
北海道出身作家の作品にことのほか注目して行おうと思う。

理由は簡単だ。

一つ目は、北海道出身の作家、道産子作家がすぐれた幕末時代小説を書いており、
しかもその中に幕末の北海道を舞台にした作品がかなり含まれているにもかかわらず、
この事実があまり知られていないからである。

(中略)

二つ目は、北海道出身であるわたしの、根っこのところにあるナショナリズム、
なかなか複雑な郷土愛につながっている。

この愛ゆえに、道産子の手になる道産の知的財産をより大事にしたいという誘惑は、避け難いからだ。

(中略)

三つ目は、北海道出身作家の手になる時代小説を、北海道の知的財産として積極的に評価し、
北海道の文学に幅と厚みをもっと持たせてみたいという思いが、常にわたしの念頭から去らないことにある。
(「Ⅰ 豊饒なり、幕末蝦夷・北海道の時代小説」より)


感想
北海道の幕末時代を舞台にした時代小説を紹介するというのがこの本の趣旨です。

何とも狭い範囲を対象にしていると思われるかもしれません。

しかしながらこの幕末の北海道というのは、開拓という点でその当時の日本の注目地であり、
さらにはロシアとの関係を探っていく中で非常に重要な場所であったのです。

そういったこともあり、
日本の歴史を彩るような重要な人物たちも幕末の北海道(蝦夷地)に関わっています。

つまりは幕末の北海道を見ることは決して狭い範囲を見ることではないのです。

何よりもこの本で紹介されている時代小説の多様さがそれを証明しています。
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