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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『ブレイクスルー・トライアル』 伊園旬



今回は伊園旬著『ブレイクスルー・トライアル』について書いていきたいと思います。


内容
第5回(2006年)『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。

懸賞金1億円の一大イベント
<ブレイクスルー・トライアル>に参加することを決めた、門脇と丹羽。

それは、技術の粋をつくした難攻不落の研究所に侵入し、
制限時間24時間以内に、所定のものを持ち帰るというものだった。

彼らにはそれぞれの過去があり、
このイベントで優勝することによって人生を変えようと考えていた。

ひょんなことからイベントに紛れ込んだダイヤモンド強盗犯グループ、
保険会社の依頼で、その強盗を追う私立探偵、
研究所の守りを固める叩き上げ頑固一徹の管理人、
ライバル会社から派遣されたスパイチームなどが参加を表明し、
それぞれ思惑を胸にイベントに集結する。

侵入者を阻むため、各所に設けられた指紋、静脈、虹彩などの生体認証。

さらには、
凶暴な番犬や新型警備ロボットの一群など、
数々の障害に立ち向かい、突破するのはどのチームなのか。


感想
ハイテクな警備システムを突破するという、
それだけでワクワクしてしまうようなイベントを物語の軸に、
様々な人々の思惑が交差するハイスペックな作品です。

物語の中心は門脇と丹羽の2人ですが、
その脇を固める登場人物たちも実に魅力的であります。

破風崎が率いるダイヤモンド強盗犯グループなどは、
これだけで一本の作品が書けてしまうのではないかと思わせるくらいの魅力を持っています。

デビュー作にしてこういった人間模様を見事に描き切った伊園旬さんの筆力に拍手です。
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