今回は『金メダル男』について書いていきたいと思います。
内容
「ウッチャンナンチャン」の内村光良が3年ぶりに手がけた監督作で、
原作・脚本・主演も務めたコメディドラマ。
2011年に東京・サンシャイン劇場で上演された
内村の1人舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとに、
あらゆる一等賞を獲ることに挑み続ける男のおかしくも切ない人生を描く。
東京オリンピックで日本中が盛り上がる1964年、
長野県塩尻市で生まれた秋田泉一。
小学校時代に徒競走で一等賞になり、
一番になることの素晴らしさを知った泉一は、
絵画から火おこしまで様々な大会で金メダルを獲得していく。
いつしか「塩尻の神童」と呼ばれるようになった彼は、
その後もすべての金メダルを獲るべく奮闘を続けるが……。
感想
『金メダル男』は内村光良監督にとって通算3作目となる映画作品です。
内村さんといえば多くの人から愛されるお笑い芸人です。
内村さんの生み出す優しい笑いともいうべき、
人を傷つけない笑いは多くの人の心にホッとするような安らぎを与えてくれます。
そんな内村さんが生み出したこの『金メダル男』は、まさに内村さんらしい作品だといえます。
随所に散りばめられたネタは確実に多くの人たちの笑いを誘いますし、
それでいてそのネタが作品の邪魔をすることはなく、
そのネタの積み重ねによりこの『金メダル男』という作品が成り立っているのです。
これは内村さんが普段演じるコントにも共通することです。
つまり内村さんの経験がこの作品を素晴らしいものにしているのだと言えるわけです。
この作品には随所に大物芸能人たちがチョイ役で登場します。
そこも見どころの一つだと言えるでしょう。
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