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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『バカのための読書術』 小谷野敦



今回は小谷野敦著『バカのための読書術』について書いていきたいと思います。


内容
現在、「知」は混迷状態に陥っている。

インテリたちはかつてないほど熱心に西洋の新理論の輸入に血道をあげ、
難解な言葉と言い回しに身をやつしている。

その一方で、有名大学の学生がフランス革命の存在を知らなかったりする。

では、この両極の中間に位置する人は、何をどう読めばよいのか。

学校は出たけれどもっと勉強したい人、抽象的な議論がどうも苦手だという人。

そういう「バカ」たちのために、本書はひたすら「事実」に就くことを指針とし、
インチキ現代思想やオカルト学問、一時の流行に惑わされず、
本を読み勉強するための羅針盤となるべき一冊である。

本邦初「読んではいけない」リスト付き。


感想
『バカのための読書術』とは何とも刺激的なタイトルですが、
著者である小谷野さんはこの「バカ」のために実に丁寧に読書案内をしています。

この本で小谷野さんが指摘するように、
本はよく読むが哲学などの抽象的なことが理解できない人(この本で言うところの「バカ」)にとって、
学者や知識人たちが勧める本は大体難しすぎて理解できないことが多いです。

なぜそのようなことが起きるかといえば、
知識人たちは大多数の人が評価する名著を勧めることを恥ずかしく思っているからです。

そこを小谷野さんはズバッと切った上で、
「読んではいけない」本のリスト、またお勧めする小説ガイドを載せています。

「バカ」に対して実に親切な、まさにこの本は「バカのための」本だと言えます。
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