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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『思考の技術・発想のヒント』 鷲田小彌太



今回は鷲田小彌太著『思考の技術・発想のヒント』について書いていきたいと思います。


内容
現代は、情報が多すぎる。

加えて、世の中が複雑すぎる。

つまりは、「判断」ということがしにくい時代である。

しかし、私たちは、このような状況の中で、
“より迅速に、より正確に考え、
自分の見解をひねりだす”ことを求められている。

ビジネスの上で、はたまた日常生活の上でも。

それでは、どうすればよいのか? 

本書では、さまざまな人生のファクターをすばやく整理・統合し、
その場その場での最適解を見出すためのユニークなノウハウを、
哲学教授として有名な著者が、わかりやすく開陳する。

人生とは、その最適解の発見のくりかえしである。

いうなれば、その人個人の、哲学の創造物ともなろう。

本書に書かれたこのノウハウを通じて、
個人個人が、その人なりの納得のいく人生を創造してゆくことこそが、
本書の狙いとするところである。

「哲学すること」の最もやさしい入門書として活用されたい。


感想
この『思考の技術・発想のヒント』が初めて発売されたのは1996年で、
文庫化されたのが2002年でした。

なので1996年当時話題を集めていたオウム真理教のことが例としてたびたび登場したりと、
読んでいるとその当時の時代背景を窺い知ることが出来るのが面白いところです。

1996年といえば政治も混迷を極めていた時でした。

1996年1月まで村山総理が在任していたことに表されるように、
「自社さ連立政権」が政権を担っていました。

この本の中で「自民党(右翼)」「社会党(左翼)」と表現されるように、
これはありえない事だったわけです。

なぜこれが実現してしまったかといえば、
自民党も社会党も力が弱っていたためこれを実現させざるを得なかったからです。

この本で述べられているのは、
右翼が勢いを得れば左翼も勢いを増し、
逆に左翼が勢いを得れば右翼の勢いが増すという事です。

裏返して言えば、どちらかが弱ってしまえばその片方も弱くなるという事です。

じゃあ今の政治はどうなのかといえば、
「右翼」と「左翼」という考えはほとんど無くなり、
「保守」と「リベラル」という立場でものが語られるようになりました。

「安倍一強」(=保守一強)が広く語られていますが、
良いか悪いかは別として、
やはりこういった時に逆の立場の人(リベラル)が強くならなければおかしいのです。

ちょっと政治の話に特化してしまいましたが、
この本に出てくる話題は古臭いものかもしれませんが、
考えは一つも古臭くなく、今の状況にピッタリと当てはめ、思考することが出来るのです。

一読の価値があると思います。
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