今回は千田琢哉著
『本を読んだ人だけがどんな時代も稼ぐことができる』について書いていきたいと思います。
内容
著書累計140万部超の文筆家・千田琢哉は、
大学時代4年間だけでも書籍購入代が1000万円を超えるほど本を読んできました。
そして現在まで、その読書量は膨大なものとなりました。
そんな著者が選んだ、
「稼ぐ力」を得るための25冊を紹介します。
「お金の本質を教えてくれる本」、
「独立・起業の不安を解消してくれる本」、
「投資の世界で羅針盤となる本」、
「だまされない知識をつけるための本」などなど、
テーマごとに徹底紹介します。
稼ぐために本を読もう。
本宮ひろ志『俺の空』から『ゲーテとの対話』まで、
千田琢哉が選ぶマネー力が貯まる25冊。
感想
著者は冒頭で、゛稼ぐ力とは「気づく力」に「行動力」を累乗したものだ"と結論付けています。
じゃあその「気づく力」と「行動力」を向上させる方法は何かというと、「読書」であるわけです。
数多くの本を読んできた著者が、
これまでに読んできた本の中から選んだ
「稼ぐ力」を向上させることの出来る本を紹介しているのがこの本です。
ビジネス界から信頼の高いドラッガーや大前研一の本が紹介されている一方で、
『ももたろう』や『シンデレラ』といった童話も紹介されるなど、
紹介されている本は実にバラエティに富んでいます。
『ももたろう』や『シンデレラ』は、
ただ読み流していると、その価値に気付くことは出来ないでしょう。
しかしその記述の中から意味を読み解き・考えると、その真の価値に気付くことが出来るわけです。
これはこの2つの童話に限った話ではありません。
多くの本に共通する部分があるのです。
そういった事に気付く事が出来るこの本は、
これから本を読み・味わい・考える上で是非とも読んでおきたい本だと言えます。
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