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cloudy
自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『アナログ』 ビートたけし



今回はビートたけし著『アナログ』について書いていきたいと思います。


内容
主人公は建築デザイナーの水島悟。

木曜日の夕方、
喫茶店「ピアノ」を訪れた悟は、
みゆきという女性と出会う。

偶然会って話しただけだったが、
悟はみゆきに好意を抱くようになる。

ただし、悟はみゆきの住所も仕事も電話番号もメールアドレスも知らない。

知っているのは、
みゆきの休みが木曜日で、
夕方に「ピアノ」に来るということだけだった。

こうして2人の「アナログ」な関係が始まるが……。


感想
何とも素敵な純愛小説です。

静かに不器用に愛が深まり、
そしてその愛し合う2人に残酷な出来事が立ちはだかる、
これは『あの夏、いちばん静かな海。』、『Dolls』といった
北野映画におけるラブストーリーにも共通することであります。

小説としては書き方もストーリー展開も非常に素朴なもので、
これをあのビートたけしが書いたのかと驚く人もいるかもしれません。

所々で出てくる友人2人とのおふざけシーンにたけしさんの照れ隠しがあるように見え、
それがまたこの作品の素朴な良さを増幅させているように思います。

この時代にあえてこういったアナログな作品を書くという所に、
たけしさんの凄さがあるのだと強く感じます。
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