今回は丹羽宇一郎著『死ぬほど読書』について書いていきたいと思います。
内容
本を読む人にしか、わからないことがあるーー。
もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、
「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。
すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。
自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。
ただし、読み方にはコツがある。
「これは重要だ」と思った箇所は、
線を引くなり付箋を貼るなりして、
最後にノートに書き写す。
ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。
伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、
本の楽しみ方が二倍にも三倍にもなる方法を指南。
本好きを唸らせる一冊。
感想
『死ぬほど読書』とは何とも刺激的なタイトルです。
タイトルほどの刺激の強い内容ではありませんが、
それでもかつて伊藤忠商事で会長を務めた人物の本の読み方が書かれた本です。
読書を愛する者にとって刺激になることは請け合いです。
この本にも書かれていますが、丹羽さんは多くのピンチに直面しました。
そんな時にヒントを与え、
ピンチを脱するキッカケを作ってくれたのが読書だったそうです。
全体として、偉い人にありがちな(?)押しつけがましさは無く、
誰にでも読みやすい文章で読書をすることを勧めていることに好感が持てる本です。
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