今回は
鷲田小彌太、井上美香著
『イノベーションの大地 北海道 変革をもたらす人・発想・現場』について書いていきたいと思います。
内容
北海道命名150年の年に いま必要とされているイノベーションとはいかなるものか、
その解は北海道にある!
「北海道」と命名されてから150年、
その歴史はイノベーションの連続だった。
技術革新にとどまらない、
変革を成し遂げた人《イノベーター》やその発想を、
歴史と地誌から追いつつ、
現在のイノベーションの現場を紹介する。
感想
北海道と命名されてから150年の時が経ち、
今や様々な魅力で多くの人魅了してやまない北海道ですが、
現在の位置に辿り着くまでには様々な「イノベーション」があったというのがこの本です。
まず前半部では鷲田さんが北海道の歴史を追い、
後半部では井上さんが北海道の新しきイノベーションの現場を取り上げています。
この後半部では厚岸でウイスキー造りのことなど、
興味深いイノベーションが数多く紹介されています。
住んでいても(住んでいるからこそ)知らないことはたくさんあります。
「灯台下暗し」とはよく言ったもので、
北海道民は北海道の魅力の源泉であるイノベーションに気付けていないのではないでしょうか。
これは多くの北海道民に読まれるべき一冊だと思います。
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