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cloudy
自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『ヘンな論文』 サンキュータツオ



今回はサンキュータツオ著『ヘンな論文』について書いていきたいと思います。


内容
難解なイメージがある学術研究の世界。

しかし、この世の中には面白すぎる研究があまたある。

そして、「知りたい」という気持ちを純粋につきつめ、
ほとばしる情熱と能力をすべて捧げる学者たちの姿がある。

「おっぱいの揺れとブラのずれ」
「浮気男の頭の中」
「古今東西の湯たんぽ」ほか、
身近なテーマから、素人目には意味不明なものまで。

珍論文ハンターのサンキュータツオが、
人生の貴重な時間の多くを
一見無駄な研究に費やしている研究者たちの大まじめな珍論文を、
芸人の嗅覚で突っ込みながら解説する、
知的エンターテインメント本!


感想
皆さんは学術論文を読んだことはあるでしょうか?

自分は大学生の頃、大学の図書館へ行き、
大学が発行している紀要を読むことがごくごくたまにあり、
そこに載っている学術論文を読んでいました。

それを読んでいる時に思ったのは、
この論文のほとんどが多くの人に読まれることなく、
ただただそれを書いた教授や准教授、講師などの研究歴の中に加わり、
それ以後は教授たちにとって過去の産物と化すのであろうということでした。

ともすれば、
誰も読まないから適当なことを書いてもいいのでは…となるわけですが、
そこは研究者です。

どんな論文も、その執筆者(研究者)たちの情熱が注がれているわけです。

そんな一般人から見れば無駄な(?)情熱を、
これまた無駄に(?)情熱的に取り上げたのがこの『ヘンな論文』という一冊です。

著者のサンキュータツオさんの「ヘンな論文」への情熱そして愛情は凄いものがあります。

勢い余って(?)その執筆者たちに会いに行ってしまうのですから、
いかに「ヘンな論文」たちを愛しているかが伝わってくるでしょう。

特にこの本の最後に登場してくる「湯たんぽの研究」論文に対する愛情は凄まじいです。

研究者が置かれている状況、
研究者が抱える苦悩がこの項からは見えてきます。

失礼を承知で言いますが、
この本を読んだからと言って学術論文を読む人が増えるとは思えません。

しかし、こういった事に情熱を注いでいる人がこの世の中には居て、
どういった心持ちでそれを研究し論文を執筆しているかを知れるだけでも、
この本を読む意義はあると思うのです。

大変に知的好奇心がくすぐられる一冊です。
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