今回は齋藤孝著『読書のチカラ』について書いていきたいと思います。
内容
高度な刺激社会には、
楽しいことならいっぱいあるのに、
それでも本を読む理由とは?
読書と生きる力はどこでつながるのかを説く。
どんな本を読むかで人生は決まる。
頭脳を鍛える読み方が身につく。
あっという間に本一冊が頭に入る。
学ぶべき教養をはばひろく吸収する。
あらゆる本が人生の導き手となる。
稀代の愛書家による「本の使い方」!
外れなし!文庫タイトル300選付き。
感想
タイトルにある「読書のチカラ」、
このチカラを誰よりも信じているのが著者です。
この本の中では、
著者が様々な本を読むことから得た知識を例として挙げながら、
本を読む意味と必要性が語られています。
「一人一人が精神的に強く、読解力が高く、
したがって知性でものごとを見きわめられるとすれば、
その国が栄えないわけがない」
(P110から抜粋)
一人一人の読書力を高めることが国を栄えさせる、
あまりにも飛躍し過ぎの考えだと思われるかもしれませんが、
これは著者がこれまでの読書経験から得た考えなのです。
本文で読書欲を掻き立てた後に、
巻末に「外れなし!文庫タイトル300選」を付けているのが良いですね。
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