福永祐一騎手騎乗のミスターメロディが勝利しました。
ミスターメロディにとってはこれがG1初勝利となりました。
このことに関する記事が『日刊スポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
<高松宮記念>◇G1◇中京◇芝1200メートル◇4歳上◇出走18頭
3番人気ミスターメロディ(牡4、藤原英)がG1初制覇を達成した。
内枠スタートから好位のインをキープすると、
直線は抜群の手応えで抜け出した。
鞍上の福永騎手が、芝1200メートル初挑戦の相棒を見事にエスコート。
「やりたい競馬ができた。
直線もいいタイミングでスペースがあいた。
G1で、初めての1200メートルに対応するセンスがある。
ダートも走るので、これからいろんな選択肢があると思う」と
将来にも期待した。
同騎手にとっては、
かつてダービー初騎乗など主戦を務めたキングヘイローが
19日にこの世を去ったばかり。
「後押ししてくれたような…。
そういうのってあるんですかね」とかつての相棒にも感謝した。
2着は、前で積極的に運んだセイウンコウセイ。
一昨年の覇者が、12番人気の低評価に反発した。
3着には17番人気ショウナンアンセムが入り、
3連単は400万円超の大波乱。
1番人気ダノンスマッシュは4着に敗れた。
馬連(3)(4)は3万530円、
馬単(3)(4)は4万9630円、
3連複(3)(4)(7)は87万740円、
3連単(3)(4)(7)は449万7470円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
こういった風に結び付け付けるのはおかしな話なのかもしれませんが、
やはりこのタイミングでの福永騎手の勝利には
何やら因縁めいたものを感じてしまいます。
福永騎手がずっとダービーを勝利できなかった際、
それは「キングヘイローの呪い」とも呼ばれ、福永騎手を苦しめました。
しかしながら今回のレースで福永騎手の背中を押したのは、
かつて福永騎手に呪いをかけた(?)あのキングヘイローだったのです。
最後の最後にかつての主戦騎手に花を持たせたキングヘイローは立派です。