今夏限りで現役引退することを明らかにしました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
元スペイン代表で鳥栖のFWフェルナンド・トーレス(35)が21日、
今夏限りで現役を引退することを表明した。
トーレスは同日、自身のインスタグラムを更新。
自身のコメントVTRとともにスペイン語と英語で
「重要なアナウンスをします。
私は18年のエキサイティングな時を経て、
私のキャリアが終わるときが来た」と綴った。
23日には東京都内で引退会見を行うことも明かした。
トーレスは言わずと知られた世界を代表するストライカー。
18~19年シーズンに欧州CLを制した
プレミアリーグの名門・リバプールで人気を不動のものとし、
同じくプレミアの名門チェルシーでは欧州CL制覇も経験。
スペイン代表でも10年W杯南アフリカ大会で母国の初優勝に貢献し、
12年欧州選手権では得点王にも輝いた。
実力もさることながら、甘いマスクで女性ファンも多いトーレスは、
下部組織でもプレーした
愛着あるアトレティコ・マドリードを退団した昨年7月に鳥栖に電撃加入。
同時期に神戸に加入したMFイニエスタらとともにJリーグに新風を吹かせた。
加入2シーズン目の今季は、
真価発揮が大いに期待された中、
トーレス自身の強い希望もあり
クラブはスペイン人指揮官のカレーラス氏を招へい。
だがトーレスはケガにも悩まされ、先発はわずか6試合。
カレーラス氏も5月に成績不振で解任された。
複数の関係者によればトーレスは古傷の右膝の状態もあり、
思うようなプレーが出来なくなったことで引退を決断。
8月いっぱいでユニホームを脱ぐという。
8月23日にホームで行われる神戸戦がラストゲームになる可能性が高く、
世界を制したストライカーはスペイン代表で共に戦った
親友・イニエスタとの対戦を最後に、
惜しまれつつも日本でユニホームを脱ぐことになる。
◆フェルナンド・トーレス
1984年3月20日生まれ、スペイン・マドリード州出身の35歳。
Aマドリードの下部組織で育ち01年にトップ昇格。
その後、リバプール、チェルシーで活躍しACミランを経て
15~16年シーズンにAマドリード復帰。
スペイン代表としては110試合に出場し38得点。
10年W杯南アフリカ大会、08年、12年欧州選手権を制覇。
1メートル85、78キロ。利き足は右。
トーレス選手は「神の子」の愛称で知られています。
正直言って、Jリーグでのプレーは
「神の子」の本領発揮と言えるものではありませんでした。
これは残念な事です。
しかしながら、
世界にその名を知られたプレーヤーが日本に来たという事実が、
Jリーグの名を世界に広めることに役立ったことは間違いありません。
トーレス選手に感謝ですね。