今回は『天気の子』について書いていきたいと思います。
内容
離島から家出し、
東京にやって来た高校生の帆高。
生活はすぐに困窮し、
孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、
怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。
そんな彼の今後を示唆するかのように、
連日雨が振り続ける。
ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。
ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、
「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。
感想
この作品では、
空を晴れにできる不思議な能力だったり、
東京にずっと雨が降り続けていたりと、
普通ではありえないようなことが描かれています。
その一方で、
帆高という少年が陽菜という少女を思う気持ちは本当に純粋なもので、
それは非常に普遍性を持ったものです。
そんな純粋な思いがこの『天気の子』という作品全体を包み込み、
観終わった後には温かなものを心に残してくれます。
そして特筆すべきは、空や雨の描写の美しさです。
まるでその温度感や空気感が伝わってくるような美しさで、
これだけでも一見の価値はある素晴らしさです。
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