今回は『任侠学園』について書いていきたいと思います。
内容
義理と人情に厚すぎるヤクザ・阿岐本組。
社会奉仕に目のない組長は次から次へと厄介事を引き受けてしまい、
ナンバー2の日村はいつも振り回されてばかりだった。
そんな彼らが、
今度は経営不振の高校の建て直しに協力することに。
学校には嫌な思い出しかない日村は
子分たちを連れて仕方なく学園へ向かうが、
そこで彼らを待ち受けていたのは、
無気力・無関心な高校生と事なかれ主義の先生たちだった。
それでも義理人情の正義を貫こうとする阿岐本組の情熱に、
学園内の空気は徐々に変わっていくが……。
感想
とにかく笑える映画です。
人情に厚いヤクザがダメな学校を変えていく、
これだけ聞くと、なんだか『ごくせん』を思わせるような展開であります。
あ、そういえば、
『ごくせん』に校長役で出演していた生瀬勝久さんが、
この作品でも校長役として出演していることは、
随所に遊び心が満載のこの作品のことを考えれば、
決して偶然ではないでしょう。
そういった小ネタを探しながら観るというのもまた一興であると言えます。
こんなに笑える作品なのに最後には胸を熱くさせる場面があるというのが、
人情を売りにするこの作品らしくて自分は好きですね。
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