今回は池上彰著
『おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?』
について書いていきたいと思います。
内容
教養とは、「立ち止まって考える力」です。
AIとビッグデータ、
キャッシュレス社会、
民族紛争に地政学、
ポピュリズムから日本国憲法まで─。
いま知っておきたい6つのテーマについて、
歴史や経済、政治学の教養をベースに、
わかりやすい解説で問題のみなもとにまで迫る。
32万部突破『おとなの教養』(NHK出版新書)の第2弾、満を持して登場。
新聞やテレビの報道が、より深く理解できるようになる!
感想
前作『おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?』は、
そのタイトルにあるように、
「自分がどういう存在なのか」を解き明かそうとする本でした。
そして続編となるこの作品は、
「いま自分はどこに居るのか」を解き明かそうとする本だと言えます。
「私たちは日々、膨大なニュースに触れていますが、
そのときどきのニュースに振り回されていては自由にはなれません。
リベラルアーツの力を借りて、
時代の表面で起こっている出来事を掘り下げることが重要なのです。」
(本文中からの引用)
2019年の4月に発売されたこの本ですが、
書いてある内容はまだ旬を過ぎていない話題ばかりです。
まさしくいま読むべき本だと言えます。
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