今回は『ラストレター』について書いていきたいと思います。
内容
姉・未咲の葬儀に参列した裕里は、未咲の娘・鮎美から、
未咲宛ての同窓会の案内状と未咲が鮎美に遺した手紙の存在を告げられる。
未咲の死を知らせるため同窓会へ行く裕里だったが、
学校の人気者だった姉と勘違いされてしまう。
そこで初恋の相手・鏡史郎と再会した彼女は、
未咲のふりをしたまま彼と文通することに。
やがて、その手紙が鮎美のもとへ届いてしまったことで、
鮎美は鏡史郎と未咲、
そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出をたどりはじめる。
感想
この作品では「手紙」が重要な役割を果たしています。
普段はその存在を忘れがちな「手紙」ですが、
この作品を観てこんなに素敵なものなんだと強く思わされました。
自らの思いを自らの手で書き記し相手に伝える。
昔はこれが当たり前のことだったわけですが、
これだけ電子機器が発達した時代になると、
それは当たり前のことではなくなってしまいました。
だからこそ「手紙」というものに価値が生まれ、
こういった素敵な作品が生まれたのかもしれません。
誰かに手紙で思いを告げたくなる、そんな素敵な作品です。
スポンサーサイト
| ホーム |