今回は『パラサイト 半地下の家族』について書いていきたいと思います。
内容
キム一家は家族全員が失業中で、
その日暮らしの貧しい生活を送っていた。
そんなある日、長男ギウが
IT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。
そして妹ギジョンも、
兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。
正反対の2つの家族の出会いは、
想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。
感想
この『パラサイト 半地下の家族』は、
第92回アカデミー賞で外国語映画として史上初となる作品賞を受賞したほか、
監督賞、脚本、国際長編映画賞の4部門を制して話題を集めています。
自分はアカデミー賞の開催後で観たわけですが、
率直に言うと「アカデミー賞の作品賞っぽくない」作品だと思いました。
これは良い意味での感想であります。
経済格差という問題を、
時に笑い(ブラックジョーク)を絡めながら描いているわけですが、
この重い部分と軽い部分のバランスが絶妙だと言えます。
実にセンスの良い作品で、
これまでのアカデミー賞を受賞した作品とは一線を画す、
新たな世界的名作が誕生したと言っていいでしょう。
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