福永祐一騎手騎乗のコントレイルが勝利しました。
コントレイルは無敗でこのレースに臨んでおり、
父であるディープインパクト以来となる無敗での2冠制覇を達成しました。
このことに関する記事が『サンケイスポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
5月31日の東京11Rで行われた
第87回日本ダービー
(3歳オープン、牡・牝、GI、芝2400メートル、
定量、18頭立て、1着賞金=2億円)は、
福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が
皐月賞に続き無敗2冠制覇。
東京競馬場で開催される5週連続GIの第4戦“競馬の祭典”を制し、
2017年に生まれたサラブレッドたち7262頭の頂点に立った。
タイムは2分24秒1(良)。
2着はサリオス(2番人気)、
3着にはヴェルトライゼンデ(10番人気)が入った。
コントレイルは、
2歳時に3連勝でホープフルSを制し、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞。
3歳になった今年はトライアルなどに出走せず皐月賞へ直行し、
無敗の皐月賞馬となった。
無敗で皐月賞&ダービーの2冠制覇は、
2005年のディープインパクト以来15年ぶり7頭目の偉業で歴史に名を刻んだ。
コントレイルを所有する馬主・前田晋二氏は2013年キズナ、
同馬に騎乗した福永祐一騎手は2018年ワグネリアン、
同馬を管理する矢作芳人調教師は
2012年ディープブリランテ以来のダービー2勝目。
また、コントレイルの父であるディープインパクト産駒は、
歴代最多タイのダービー6勝目で、
2018年ワグネリアン、2019年ロジャーバローズと3年連続制覇となった。
日本ダービーを勝ったコントレイルは、
父ディープインパクト、母ロードクロサイト、
母の父Unbridled’s Songという血統。
北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田晋二氏。
通算成績は5戦5勝。
重賞は昨年の東スポ杯2歳S(GIII)、ホープフルS(GI)、
今年の皐月賞(GI)に次いで4勝目。
日本ダービーは、矢作芳人調教師は12年ディープブリランテ、
福永祐一騎手は18年ワグネリアンに次いで2勝目。
圧倒的な強さでした。
今回のレースを観て、
ディープンインパクトの「日本ダービー」での走りを思い出してしまいました。
まだ底が見えていないというか、
まだまだ伸びる余地を感じさせるような走りがそっくりでした。
果たして無敗の3冠馬となれるのか、秋の「菊花賞」に注目が集まります。