北村友一騎手騎乗のクロノジェネシスが勝利しました。
クロノジェネシスにとっては
「秋華賞」以来のG1での勝利(2勝目)となりました。
このことに関する記事が『サンケイスポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
6月28日の阪神11Rで行われた第61回宝塚記念
(3歳以上オープン、GI、芝2200メートル、定量、
18頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、
北村友一騎手騎乗の
2番人気クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が勝利。
昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアや、
ファン投票2位でGI連勝を狙ったラッキーライラックらを撃破。
上半期を締めくくる大一番を制しGI2勝目を挙げた。
タイムは2分13秒5(稍重)。
2着はキセキ(6番人気)、
3着にはモズベッロ(12番人気)が入った。
なお、1番人気のサートゥルナーリアは4着に敗れた。
昨年の秋華賞馬クロノジェネシスは、
デビューから一貫して手綱を取る北村友一騎手とのコンビで、
前走の大阪杯でクビ差敗れたラッキーライラックに雪辱し、
牡馬たちを退けた。
これで牡牝混合戦は5戦4勝、2着1回と連対率100%を記録。
また、今年の牡牝混合GIレースでは、牝馬の活躍が目立っており、
高松宮記念、大阪杯、安田記念の3レースで
牝馬がワンツーフィニッシュ。
グレード制が導入された1984年以降、
牡牝混合のGIで牝馬が年間4勝を挙げるのは、
2008年(5勝)以来12年ぶり2回目となった。
宝塚記念を勝ったクロノジェネシスは、
父バゴ、母クロノロジスト、母の父クロフネという血統。
北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、
馬主は(有)サンデーレーシング。
通算成績は11戦6勝。
重賞は昨年のクイーンC(GIII)、秋華賞(GI)、
今年の京都記念(GII)に次いで4勝目。
宝塚記念は、斉藤崇史調教師、北村友一騎手ともに初勝利。
クロノジェネシスが稍重の馬場を圧倒的な強さで制しましたね。
上記で引用の記事にもある通り、
今年のG1戦線は牝馬が圧倒的な強さを示していますね。
昨年もアーモンドアイとリスグラシューといった牝馬が活躍し、
今年も現状でこういった結果が出てきていますので、
まさに牝馬が強い時代が到来したと言えます。