今回は千田琢哉著
『いつだってマンガが人生の教科書だった』
について書いていきたいと思います。
内容
あなたに降りかかる難題を解くヒントはすべてマンガに描かれている。
『ドラゴンボール』 『ドラえもん』 『MONSTER』
『鉄腕アトム』 『バガボンド』 など、さまざまな名作から読み解く、
世の中のしくみ・ルール、人間関係・才能・生き方のヒント。
『北斗の拳』でいえばケンシロウやトキのセリフよりも、
ラオウやサウザーのセリフのほうがどれも人生の本質を衝いている。
『カイジ』でいえばカイジのセリフよりも、
利根川や兵藤のセリフのほうがどれも人生の本質を衝いている。
『ブラックジャックによろしく』でいえば、院長が青臭い研修医に説いた
「正しいってのは弱いって事だ」
「強いってのは悪いって事だ」というセリフこそ、
決して学校では教わらないこの世の真理なのだ。
子どもの頃に読み飛ばしていた 貴重な1コマにハッとするかもしれない。
学生時代のあなたには感じられなかった
1シーンの奥深さに涙するかもしれない。
さあ、これから一緒にマンガの素晴らしさをとことん感じ合おう。
感想
自分もマンガが大好きです。
最近は以前よりは読めていませんが、
それでもたまに気になる作品を一気買いしたりと
比較的マンガを読んできた方だと思います。
なのでこの本のタイトルはとても気になっていました。
「たとえば私がマンガの中で一番好きなのは、悪党のボスのセリフだ。
悪党のボスのセリフにこそ、
人生のエッセンスが詰まっていることが多いからだ。
文字だけ読めば、まるで自己啓発書そのものだ。
マンガの中のヒーローのセリフは
たいてい青臭くてウンザリさせられることが多いが、
悪党のボスのセリフにはいつも含蓄があって唸ってしまう。」
(本文中からの引用)
この本を読んでみると、納得させられるところが多くあります。
もちろん千田さんの解釈なので、
人によっては納得できないという所もあるのでしょうが、
そういった人は自分自身の解釈の中で
マンガから大切なことを学んでいるはずです。
まさしくマンガは人生の教科書なのです。
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