クリストフ・ルメール騎手騎乗のラッキーライラックが勝利しました。
ラッキーライラックは昨年もこのレースを制しており、
史上4頭目となる「エリザベス女王杯」連覇を果たしました。
このことに関する記事が『スポーツ報知』に掲載されていたので以下で紹介します。
◆第45回エリザベス女王杯・G1
(11月15日、阪神競馬場・芝2200メートル、良)
京都競馬場の改修工事に伴い、
阪神競馬場の芝2200メートルで行われた牝馬限定のG1は、
1番人気のラッキーライラック(クリストフ・ルメール騎手)が
直線で抜け出し、今年の大阪杯に続くG1・4勝目。
昨年に続く勝利で、
メジロドーベル(1998、99年)、
アドマイヤグルーヴ(2003、04年)、
スノーフェアリー(2010、11年)に並ぶ史上4頭目の連覇となった。
勝ち時計は2分10秒3。
2着は外から追い込んだ5番人気のサラキア(北村友一騎手)、
3着には3番人気のラヴズオンリーユー(ミルコ・デムーロ騎手)が入った。
2番人気のノームコア(横山典弘騎手)は逃げの手に出たが、
4コーナーでつかまり、16着に終わった。
クリストフ・ルメール騎手(ラッキーライラック=1着)
「本当に強い馬。
勝つ自信があった。
18番枠からきつい競馬になると思っていたけど、いいレースができた。
3、4コーナーで外から他の馬がポジションを上げてきたから、
僕も上げていった。
彼女は強いから早めに先頭に立ってゴールまで頑張ってくれた。
ストライドが大きくてパワフルな走りでよく伸びてくれる。
2歳からトップレベルで、アーモンドアイがいなかったら
レジェンド、スーパーホースになれたかもしれない馬。
(天皇賞・秋に続いてG1を連勝)僕の仕事です(笑い)。
1番人気に乗ってミスをしなかったら勝つことができる。
すごいうれしい」
ルメール騎手が語っているように、
ラッキーライラックはアーモンドアイがいなければ
レジェンド、スーパーホースになっていたであろう馬です。
世代最強であり、歴代最強とも言えるアーモンドアイの陰に隠れ、
ラッキーライラックはどうしても地味なイメージが付きまといます。
しかしながらこの強さは本物です。
レジェンドにはなれなかったかも知れませんが、
アーモンドアイがいなくなる今だからこそ、
同世代の牝馬であるラッキーライラックが目立ってほしい所であります。