C・ルメール騎手騎乗のアーモンドアイが勝利し、
歴代最多を更新する芝のG1での9勝目を挙げました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
国際招待競走「第40回ジャパンカップ」(G1、芝2400メートル)は
29日、東京競馬場で行われ、
ルメール騎乗のアーモンドアイ(牝5=国枝)が優勝、
引退レースを飾った。
G1馬8頭が出走する激戦の中、
史上初の牡牝3冠馬3頭の対決を制した。
勝ちタイムは2分23秒0。
勝ったアーモンドアイは
父ロードカナロア、母フサイチパンドラの血統。
通算成績は15戦11勝。
初の隔年制覇で歴代最多を更新する芝G1・9勝目を挙げた。
JRA・G1は8勝目となり、
シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、
ウオッカ、キタサンブラックを抜き最多となった。
レース前までJRAで12億1632万9000円、
海外で3億9570万900円を獲得し、
総獲得賞金は歴代4位の16億1202万9900円だった。
1着賞金3億円を加え19億円をオーバー。
歴代1位のキタサンブラック(18億7684万3000円)を上回り、
総獲得賞金ランキングで歴代1位となった。
【アーモンドアイのG1勝利】
2018年=4勝 桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンC
2019年=2勝 ドバイターフ、天皇賞・秋
2020年=3勝 ヴィクトリアM、天皇賞・秋、ジャパンC
鞍上のルメールは2009年にウオッカ、
18年にアーモンドアイで制しておりジャパンC3勝目。
今年のJRA・G1・8勝目で
自身の持つ18年の年間最多G1勝利に並んだ。
これまではフェブラリーS(モズアスコット)、
天皇賞・春(フィエールマン)、ヴィクトリアM(アーモンドアイ)、
スプリンターズS(グランアレグリア)、
天皇賞・秋(アーモンドアイ)、
エリザベス女王杯(ラッキーライラック)、
マイルCS(グランアレグリア)を制していた。
JRA・G1は通算35勝目。
管理する国枝師は、
18年にアーモンドアイで制して以来ジャパンC2勝目。
JRA・G1通算19勝目となった。
これぞ有終の美を飾ったと言えるレースでした。
引退レースということもあり1番人気に推されていましたが、
今回戦う相手は無敗の3冠馬2頭ということで、
さすがに厳しいのではと思っていました。
しかしながら終わってみれば完勝です。
いやはや恐れ入りました。
今後は繁殖牝馬としての活躍が期待されます。
良い母馬として名馬を誕生させてほしいと思います。