吉田隼騎手騎乗のソダシが
白毛馬としては初めてとなるG1制覇を果たしました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
2歳女王決定戦
「第72回阪神ジュベナイルフィリーズ」(G1、芝1600メートル)は
13日、阪神競馬場で行われ、
吉田隼騎乗のソダシ(牝2=須貝)が優勝、
白毛馬初のJRA・G1制覇となった。
勝ったソダシは父クロフネ、母ブチコの血統。
通算成績は4戦4勝。
重賞2勝の勢いのままJRA・G1を初制覇。
昨年のレシステンシアに続く無敗での優勝となった。
白毛馬はこれまで
2008年秋華賞に出走したユキチャンの17着の1例があるだけだった。
3文字馬名のJRA・G1制覇は2017年菊花賞のキセキ以来。
グレード制を導入した1984年以降では95年ジャパンCのランド、
2013年日本ダービーのキズナの2頭がいる。
鞍上の吉田隼は4度目の挑戦で初制覇。
これまでは17年モルトアレグロの5着が最高だった。
15年の有馬記念をゴールドアクターを制して以来の
JRA・G1・2勝目となった。
管理する須貝師は12年にローブティサージュ、
13年にレッドリヴェールで連覇しており、7年ぶり3勝目を挙げた。
JRA・G1・12勝目。
鞍上の吉田隼は
「ホッとしました。
結果を出せて良かった。
1番人気で迎えるG1だったので
ボクがこの馬を負けさせちゃいけないというプレッシャーもあったし、
本当に感謝です。
このくらいの位置で壁をつくれたらいいなと思っていたので
イメージ通り行けました。
最後は馬場が悪かったのか、
思ったよりはじけてくれなかったですけど、
両サイドの有力馬も見えていましたし、
何とかしのいでくれと思って必死に追いました」とレースを振り返った。
興奮するレースでした。
最後はギリギリでサトノレイナスの追い上げを凌いだわけですが、
あの追い上げを凌ぎ切ったということが、
この馬の中に底知れぬ勝負根性があるということを表しています。
2歳馬でこれだけのレースが出来るのですから、
来年の牝馬クラシック戦線も面白くなりそうです。
まさしく「白毛伝説」の始まりです。