今回は齋藤孝著
『大人のための読書の全技術』
について書いていきたいと思います。
内容
仕事に追われる現代人に必要なのは「読書」。
本を読まなければ、いい仕事はできません。
大学教授、テレビ出演、執筆と
多忙な毎日を送る著者の、最強の読書術を伝授!
「社会人が読んでおくべき50冊」リストつき。
激しい競争にさらされる現代人にとって、
知識や情報が得られる読書は必要不可欠。
「誰よりもたくさんの本を、
誰よりも精密に読み込み、
すぐに仕事に応用できる」人が、
より大きな成果を得られるのです。
社会人の必須スキル・読書術をマスターするのに、
才能や頭の良さは必要ありません。
誰でもできる「齋藤メソッド」で、読書をあなたの武器にしよう!
感想
著者である齋藤孝さんは、
大学教授でありながら様々なメディアに登場し、
1000冊以上の著書を持つというスーパーマンのような人物です。
そんな仕事の傍らというか中心に「読書」があるのです。
「私が実践している読書法に、
「引用ベストスリー方式」というテクニックがあります。
本を読むとき、好きな文章を三つ選んで引用しておくのです。
それは一行でも、二、三行に渡っていてもかまいませんし、
セレクトの仕方も多少アバウトでまったく構いません。
そして、人と話すときやエッセイや日記を書くとき、
その文章を引用文として活用します。
そうすると、その言葉は完全に自分のものになっていきます。」
(本文中からの引用)
この本の中には、「読書の全技術」ともいうべき、
読書を仕事や実生活に生かすための
様々な方法が紹介されています。
3色ボールペンの活用法や、
本を買ってからの本への接し方など、
参考になる読書の技術が多数収録されています。
そのほかに精神的な部分の話もあり、
こちらも納得させられる部分が多数あります。
これを読むと読まないでは読書に相当な差が付く、
そう思えるほどに中身の詰まった1冊です。
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