その中で暴行もあったとして警察に被害届を提出しました。
このことに関する記事が『日刊スポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
大塚海渡騎手(20)が所属先の木村哲也調教師(48)から
暴行を受けたとして、茨城県稲敷署に被害届を提出し、
5日に受理されていたことを12日、
同騎手の父哲郎氏と代理人弁護士がリモート会見して明らかにした。
哲郎氏は
「競馬学校生の厩舎実習中から、
19年12月25日までの間に
頭部を手拳で殴打されたことが10件ほどありました。
そのうち日時、場所等について明確に記憶している2件を主として、
被害届を提出しました」と話した。
現在、民事訴訟中でもあり、
850万余の損害賠償を求めた第1回口頭弁論は
20日に水戸地裁土浦支部で行われる。
同騎手は19年3月デビューで、JRA通算178戦3勝。
20年1月5日の落馬負傷により療養中。
昨年6月ごろの復帰を目指して乗馬を再開していたが、
右頭部の慢性硬膜下血腫が悪化したため、
昨年いっぱいを休養に充てていた。
年明けから筋トレ、乗馬など復帰に向けた訓練を再開している。
木村師に調教師免許を付与しているJRAは
「係争中であることは把握していますが、
警察による捜査中の事案でもあるので、
現時点ではコメントを差し控えたい」としている。
所属先の厩舎の調教師と騎手の関係は、
昔ながらの師匠と弟子の関係のそれだと言えます。
ゆえにパワハラの起きやすい環境だと言えるのではないでしょうか。
師匠と弟子だからといって、
暴行をし暴言を吐いていいのかと言うと、
もちろんそうではありません。
絶対にしてはいけない事なのです。
パワハラをせずに部下(弟子)を成長させることが
上司(師匠)のすべきことであり、
現代の世の中が求める上司の必須の能力なのではないでしょうか。