今回は五百田達成著
『超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける』
について書いていきたいと思います。
内容
微妙な関係の人と、
気を使いながら、なんとなく話さなくちゃいけない「雑談」。
苦手、うまくいかない、ストレスという人も多いでしょう。
なぜ、「雑談」は難しいのでしょう?
それは、「雑談は、普通の会話とは、まったく違うから」です。
だから、難しくて当たり前。
たいていの人は、
①友達や仲のいい人との、気を使わない、楽しいおしゃべり
②仕事の場面で、きちんと話す、大人としての会話
この二つくらいしか、話し方のバリエーションを持っていません。
ですが、雑談は、このどちらでもない「第3の会話」です。
だから、ほとんどの人が失敗する。
どちらかのやり方で、適当にやろうとするから、うまくいかない。
では、どうすればいいか。
「雑談に適した話し方=雑談力」を身につければいいだけです。
本書にまとめたいくつかのカンタンなコツを実践すれば、
雑談はうまくいきます。
NG例とOK例をフムフムと読み進めれば、
いつの間にか「雑談の超人」になり、気詰まりな相手とも。
大事な相手とも、うまく話せます。話がはずむ。盛り上がる。
テレビやラジオで活躍する“コミュニケーションの達人”が教える、
超雑談力7つのルール+場面別のコツが満載。
明日から使える一冊です。
さぁ、一生モノの雑談力を身につけましょう。
感想
雑談に対して苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか。
そんな意識を吹き飛ばしてくれるのがこの1冊です。
「人と人は雑談をしさえすれば、仲よくなります。
その際、話の内容は、はっきり言ってどうでもいいのです。
ですから、無理におもしろい話をする必要はありませんし、
ましてや、「結論」や「オチ」なんて不要です。
むしろ、あってはいけないもの。
「わかりやすく結論から話す」
「数字やデータを用いて論理的に話す」なんてことをしたら、
雑談は一瞬で終わってしまいます。
雑談が終わったら、関係も終わります。」
(本文中からの引用)
「雑談=オチ(結論)がなければ」と思っている人は多いでしょう。
これはテレビ等で芸人さんやタレントさんを観ていて、
知らず知らずのうちに私たちの意識に植え付けられた考えです。
しかしオチは雑談においては不要だと著者は言います。
このことを知るだけで、
だいぶ雑談に対する苦手意識はなくなるのではないでしょうか。
私たちから雑談に対する苦手意識を取り除き、
色々な方法と考えで雑談上手へ導いてくれる1冊です。
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