「ジャパンオープン」で実戦復帰しました。
6日に行われた200メートル個人メドレー決勝では、
8人中8位という結果に終わりました。
このことに関する記事が『デイリースポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
「競泳・ジャパンオープン」(6日、東京アクアティクスセンター)
まさかの大失速となった。
不倫問題で昨年末まで活動停止処分を受け、
今大会で5カ月ぶりに実戦復帰した瀬戸大也(26)=TEAM DAIYA=が、
200メートル個人メドレー決勝は2分3秒89で、8人中8位。
萩野公介(ブリヂストン)が1分58秒14で優勝した。
瀬戸は約20分前に泳いだ男子200メートルバタフライ決勝でも
1分56秒32で3位だった。
立て続けのレースで、予選からの4本目とあって
「正直、飛び込んだ瞬間から体が重かった」と苦笑い。
「ヘロヘロになって泳ぎ切った感じ。残念」と振り返り、
「2つ優勝を視野に泳いだが、やっぱりこういう試合で練習の成果が表れる。
まだまだ練習不足。
こっからが再スタートだと思っている」と現状を確認した。
瀬戸は4日の400メートル個人メドレーで5カ月ぶりに実戦復帰。
体力不足から終盤は失速したが、決死の泳ぎで優勝した。
久々の復帰戦はブランクによる体力面の課題を露呈したが、
「技術や感覚は衰えてないと再確認できた」と手応えもつかんだ様子。
「とにかく持久力と耐乳酸能力(が課題)を鍛えれば、
一気にタイムが戻ってまた日本記録に挑戦できる」とテーマを明確にし、
「ここからさらにギアを入れて、
死に物狂いでトレーニングしていきたい」と名実ともに再起を誓った。
400メートル個人メドレーではさすがの結果を残していただけに、
200メートル個人メドレーでの結果は少し心配になりますね。
私が心配するまでもなく、きっとこれから盛り返していくのでしょうが、
それにしても、実戦の舞台から遠ざかるということが
いかにハンディキャップになるのかが今回の結果でよく分かりました。
ここから元通りの姿に戻るのは並大抵の努力では無理でしょうが、
日本競泳界のエースであった瀬戸選手が活躍してこそ、
日本競泳界は盛り上がるのだと言えます。