クリストフ・ルメール騎手が騎乗したカフェファラオが勝利しました。
カフェファラオにとってはこれがJRA・G1初制覇となりました。
このことに関する記事が『日刊スポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
<フェブラリーS>
◇21日=東京◇G1◇ダート1600メートル◇4歳上◇出走16頭
新王者の誕生だ-。
1番人気カフェファラオ(牡4、堀)が好位追走から直線で抜け出し、
JRA・G1初制覇を果たした。
勝ちタイムは1分34秒4。
クリストフ・ルメール騎手は昨年モズアスコットに続くレース連覇となった。
出走馬で唯一の4歳馬が年長馬を一蹴した。
好スタートを決めると、
逃げるエアアルマス、ワイドファラオを見ながら
絶好の手応えで好位のインを追走。
クロス鼻革とチークピーシズを着用し、
最後まで集中した走りを見せ、
外から迫る9番人気エアスピネルに4分の3馬身差をつけてゴールした。
ルメール騎手は「強かったですね」と問われると、
「はい。今日は本当のカフェファラオでした。
パドックから自信を持っていました。
チークピーシズを着けて、馬の状態がすごく良かったです。
勝つ自信がありました。
アグレッシブな競走がしたかったし、
いいスタートでいいポジションを取ることができて、流れに乗れました。
忙しかったけど、ずっと反応してくれました。
ポテンシャルがとても高い馬です。
トップコンディションなら絶対にG1を勝てると思っていた」。
2着にはエアスピネル、3着にはワンダーリーデルが入った。
根岸S覇者レッドルゼルは4着。
2番人気アルクトスは9着に沈んだ。
馬連(3)(10)6620円、
馬単(3)(10)9300円、
3連複(3)(7)(10)2万4940円、
3連単(3)(10)(7)10万1710円。
(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)
今年の「フェブラリーステークス」は混戦模様でした。
昨年のチャンピオンズC覇者チュウワウィザードや、
GI4勝のクリソベリルらが不在で、
どの馬が来てもおかしくはないという状況でした。
そんな中を抜け出したのは期待の新星・カフェファラオでした。
デビューして以来、一貫してダート路線を突き進むカフェファラオですが、
父と母ともにアメリカ産馬ですので、
日本のダート路線だけでなく、
アメリカへの遠征なんてことも考えられるかもしれません。
今後が楽しみな1頭であります。