今回は齋藤孝著『齋藤孝の知の整理力』について書いていきたいと思います。
内容
数万冊分の情報をストックして、
知的アウトプットにつなげる“頭の整理法"
「知的な人」とは、どんな人でしょうか。
あなたはどんなイメージをもっていますか?
頭が切れる?
知識をたくさん持っている?
ちょっとした言葉にも、教養が感じられる人?
私は、知的な人とは、「問題解決能力」が高く、
さらに「知識が豊富」な人と考えます。
これは車の両輪のようなもので、
どちらが欠けても「知性的」とは言えません。
お互いがお互いを補完し合っているからです。
知的な人は、普通の人たちとどこが違うのでしょう?
それは、「頭の整理の仕方」です。
知性のある人は、どれだけ膨大な情報やデータが入ってきても、
きちんと頭の中で適切にまとめ、処理をして、
最後には「知的アウトプット」につなげます。
本書では、知識のインプットから、頭の中の整理、
知的で生産的なアウトプットまで、知的生産の技術をすべて公開。
知性を磨きたい、深みのある大人になりたい人にお勧めの1冊です。
感想
知的に生きたい、こう思う人はそれなり以上にいるはずです。
しかしながら、そうは思っていても、
これを実現させるための方法が分からないはずです。
そんな人たちにとっての格好の案内役となるのがこの1冊です。
「本書のテーマにもなっている「知性」ですが、
いったいどのようなものなのでしょうか。
「はじめに」でもお話しした通り、
私は、「言葉」こそが知性と考えます。
ですから、言葉をたくさんストックしており、
なおかつ、言葉を自在に操れる人が、知的な人 と言えます。」
(本文中からの引用)
知のスーパーマンである齋藤孝さんが自身の経験に基づいた、
様々な「頭の整理の仕方」を紹介してくれています。
この本の中には、様々な学びがあると同時に、
齋藤孝さんから励ましとも言えるメッセージが詰まっています。
一読の価値ありです。
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