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勝負の世界の厳しさ―横浜FCの下平隆宏監督が解任
4月8日、横浜FCの下平隆宏監督が解任されました。

横浜FCは今季、開幕から8戦未勝利でした。


このことに関する記事が『超WORLDサッカー!』に掲載されていたので以下で紹介します。

横浜FCは8日、下平隆宏監督(49)の解任を発表した。

柏レイソルで指導者キャリアをスタートさせた下平監督は、
2018年5月の監督解任後、柏の強化部として働いていたが、
2019年1月に横浜FCからヘッドコーチ就任の誘いを受けて就任する。

しかし、2019年5月に
3シーズン目を迎えていたエジソン・アラウージョ・タヴァレス前監督の
成績不振による解任を受けて、昇格する形で監督に就任。
そこからチームの成績が回復する。

1年目のシーズンは、終盤にかけて状況を好転させ
明治安田生命J2リーグを2位で終えてJ1昇格。
2020シーズンは13年ぶりのJ1となったが、
なかなか白星がつかない厳しいシーズンに。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた影響で
降格がないレギュレーションとなったが、
残留圏の15位フィニッシュを果たしていた。

今シーズンに向けては前線の選手を補強するなどし、
J1定着を目指していた中、開幕から6連敗。
第7節の柏レイソル戦は初勝利が近づく中、終了間際に被弾しドロー。
そして7日に行われたサンフレッチェ広島戦では
0-3で敗れ、最下位に転落していた。

ポゼッションサッカーを確立し、チームも下平監督のサッカーを体現。
また、FW三浦知良(54)やMF中村俊輔(42)、GK南雄太(41)らベテランと、
若手を融合させたチーム作りをしていたが、
4チームが自動降格となる今シーズンのレギュレーションの中で
結果が伴わず、無念の途中解任となってしまった。

下平監督はクラブを通じてコメントしている。

「横浜FCのファン、サポーターの皆様、そしてスポンサーの皆様、
いつも応援、サポート頂きありがとうございます。
昨晩の試合後、GM、社長と話し合いの場を持ち
クラブを離れることになりました」

「今季はJ1定着を目指し、トップ10入りを目標にしましたが、
思うような結果を出せなかったことに強く責任を感じております」

「ただ、選手、スタッフ、クラブスタッフと
チーム一丸となり戦えたことは本当に誇りに思いますし、
みんなには感謝の気持ちいっぱいです」

「横浜FCには2年と少しの在籍になりましたが、
素晴らしい経験と沢山のいい思い出を作ることができました。
本当に感謝しています」

「このクラブが好きになり愛着もありましたが、結果を出せずに、
こういう形でクラブを離れるのは非常に心残りですが、
これからも横浜FCというクラブが発展していくことを切に願っています」

「改めて、クラブ関係者の皆様、
ファン、サポーターの皆様、スポンサーの皆様、
本当ありがとうございました。
そして、これからも横浜FCをよろしくお願いします」



非情にも思えるような解任劇ではありますが、
これこそが勝負の世界の厳しさです。

結果が伴わなければ、このようになってしまうことは避けられないのです。

ただ、横浜FCを昇格させ、
翌年にJ1の残留ラインを満たす順位まで
チームを強化した実績が消えるわけではありません。

横浜FCではない場所での活躍になりますが、
世界にその名をとどろかすような活躍をしてほしいところであります。






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