エフフォーリアにとっても、横山武騎手にとっても、これがG1初制覇となりました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
クラシック3冠第1戦「第81回皐月賞」(G1、芝2000メートル)は18日、
中山競馬場で行われ、
横山武騎乗のエフフォーリア(牡3=鹿戸)が優勝。
2月の共同通信杯に続く重賞連勝、4戦無敗でG1初制覇を飾った。
無敗での制覇は19年サートゥルナーリア、
昨年コントレイルに続く3年連続で史上19頭目。
共同通信杯勝ち馬の優勝は2016年ディーマジェスティ以来5年ぶり。
2着に8番人気タイトルホルダー、
3着に6番人気ステラヴェローチェが入った。
勝ったエフフォーリアは父エピファネイア、
母ケイティーズハートの血統。
父は13年の2着馬で今回雪辱を果たした。
通算成績は4戦4勝。
鞍上の横山武はJRA・G1初制覇で
1998年にセイウンスカイで制した父・横山典と
史上3組目の父子制覇となった。
これまでは武邦彦・豊
(74年キタノカチドキ
→93年ナリタタイシン、00年エアシャカール、05年ディープインパクト)、
福永洋一・祐一
(77年ハードバージ→20年コントレイル)父子が達成している。
管理する鹿戸師は昨年ウインカーネリアンで4着だったが
2度目の挑戦で皐月賞初制覇。
JRA・G1は
08年ジャパンC(スクリーンヒーロー)以来13年ぶり通算2勝目。
強いレースでした。
無敗での「皐月賞」制覇ということで、
エフフォーリアにかかる期待は相当なものだと言えます。
それと同じというべきか、それ以上というべきか、
鞍上の横山武騎手にかかる期待もまた相当なものだと言えるのです。
この成長のスピードをもってすれば、
ベテランの域に達してもなお精力的に騎乗を続ける父・横山典騎手を
超えていくなんていうことも十分あり得るでしょう。
エフフォーリアと横山武騎手のコンビは、
まさにこれからが期待される馬と騎手であります。