C・ルメール騎手騎乗のシュネルマイスターが勝利しました。
シュネルマイスターにとってはこれがG1初制覇となりました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
3歳マイル王決定戦「第26回NHKマイルC」(G1、芝1600メートル)は
2日、東京競馬場で行われ、
2番人気のドイツ産(外)馬シュネルマイスター(牡=手塚)がG1初優勝。
グレード制を導入した1984年以降の
ドイツ産(外)馬で史上初のJRA・G1制覇。
20年ぶりに(外)馬の“3歳マイル王”が誕生。
キャリア3戦馬のVは2012年カレンブラックヒルと並ぶ
同レース史上最少キャリア記録となった。
また、7番人気ソングライン(牝=林)は写真判定の末、
ハナ差及ばず2着。
3着には1番人気のグレナディアガーズ(牡=中内田)が入った。
勝ったシュネルマイスターは父キングマン、母セリエンホルデの血統。
通算成績は4戦3勝。
重賞初挑戦の前走・弥生賞2着で
皐月賞の優先出走権を獲得しながらも、
距離適性を重視しここを照準にタイトル獲得。
レース前までのキャリアが3戦で同レースを制したのは
2012年カレンブラックヒル以来2頭目だった。
グレード制を導入した1984年以降でドイツ産馬のJRA・G1制覇は
1995年ランド(ジャパンC)過去1度のみ。
ただランドは招待馬だったため、
ドイツ産(外)馬としては
シュネルマイスターが史上初のJRA・G1制覇となった。
鞍上のルメールは
今年のフェブラリーS(カフェファラオ)以来となるG1通算37勝目。
NHKマイルCは2016年メジャーエンブレム以来の2勝目を手にした。
管理する手塚師は
2020年天皇賞・春(フィエールマン)以来となるJRA・G1通算7勝目。
NHKマイルCは初制覇となった。
▽NHKマイルC
53年創設のダービーTR「NHK杯」が前身。
3歳馬の短距離路線の充実や、
当時クラシック出走不可だった外国産馬の目標として、
96年に2000メートルから距離短縮。
3歳マイル王を決するG1として新設された。
「NHKマイルカップ」と言えば外国産馬が優勝するイメージがありましたが、
「NHKマイルカップ」を外国産馬が勝つのはなんと20年ぶりだったんですね。
日本競馬のレベルが上がってきたことは多くの人が認めるところでしょうが、
こんなところにもその一端が見えていたんですね。
とは言いながらも今年は外国産馬が勝ったということで、
まだまだ外国産馬の力も侮れません。
内国産馬にはさらなる奮起を期待しています。