ミルコ・デムーロ騎手騎乗のユーバーレーベンが勝利しました。
ユーバーレーベンにとってはこれがG1初制覇であります。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
牝馬クラシック第2弾「第82回オークス」(G1、芝2400メートル)は
23日、東京競馬場で行われ、
ミルコ・デムーロ騎手騎乗のユーバーレーベン(牝3=手塚)が
G1初制覇。
無敗の桜花賞馬ソダシ(牝3=須貝)と
4度目の対戦で初勝利を飾り“樫の女王”に輝いた。
ゴールドシップ産駒としても初のJRA・G1制覇となった。
勝ったユーバーレーベンは
父ゴールドシップ、母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)の血統。
通算成績は7戦2勝。
重賞は3戦連続3着(阪神JF、フラワーC、フローラS)と
1勝馬ながら好走を続けていたが、
待望の2勝目がG1タイトルに。
ソダシには4度目の対戦(札幌2歳S2着、アルテミスS9着、阪神JF3着)で
初めて勝利し、ゴールドシップ産駒初としても嬉しい初のJRA・G1制覇。
馬主の(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンは
2013年のNHKマイルC(マイネルホウオウ)以来
8年ぶりのJRA・G1制覇で、
牝馬でのJRA・G1制覇は初の快挙となった。
鞍上のM・デムーロは
昨年のNHKマイルC(ラウダシオン)以来となるJRA・G1通算33勝目。
オークスは7度目の騎乗で2019年ラヴズオンリーユー以来、
2度目の優勝。
管理する手塚師は、
今年のNHKマイルC(シュネルマイスター)以来となる
JRA・G1通算8勝目。
オークスは初制覇となった。
▽オークス
英国のオークスを模範に1938年(昭13)創設。
戦前は阪神優駿牝馬として旧鳴尾競馬場で開催。
戦争による中断を挟み、戦後46年に東京で優駿牝馬として復活。
当初は秋開催も53年から現行の春開催に変更された。
記事にもあるように、ユーバーレーベンはゴールドシップ産駒です。
ゴールドシップといえばとても人気の高い競走馬でした。
それは種牡馬になってからも同じで、
いまだにゴールドシップのもとを訪ねるファンが後を絶たないと聞きます。
この偉大な父・ゴールドシップに
種牡馬としてのG1初タイトルを授けたユーバーレーベンは、
ゴールドシップのファンにとって特別な1頭になったと言えるでしょう。
まだまだこれからの活躍が期待できる1頭でもあります。