今回はメンタリストDaiGo著
『知識を操る超読書術』
について書いていきたいと思います。
内容
“TV出演、企業研修、経営者への戦略的なアドバイス、
動画配信を週7回、
ほぼ毎日のフィットネスジム通い、
まとまった休暇での海外旅行。”などなど、
強靭なアウトプットを生み出しているメンタリストDaiGoの読書本です。
速読よりも熟読を、
良書よりも悪書を、
新刊よりも古典を…
「知識の最大化」を人生のテーマを掲げ、毎日10~20冊の本を読む、
著者の読み方を徹底解説!
本書のテクニックを学べば、
モチベーション、集中力、記憶力、理解力、アウトプット力…、
いつもの読書の質が上がります!
これであなたもDaiGoレベル!
感想
読書に関する本というと経験論に終始する本も少なくありませんが、
さすがは多くの論文を読んでいるメンタリストDaiGoさんです。
この本では様々な研究や論文のことに触れ、
まさしくエビデンスをしっかり明示した上で、
読書についてメンタリストDaiGoさんが語っています。
「「速く読めればたくさん読める。
たくさん読めれば知識も増える」というのは勘違いです。
英誌「エコノミスト」が
「過去 10 年間で最も影響力のある経済学者」と評し、
読書家としても知られるタイラー・コーエンは、
「読めば読むほど、1冊あたりの情報の価値は低下する」とも言っています。
これは、あるジャンルに精通していくと
読めば読むほど新しい情報が少なくなり、
読むべき本がなくなっていく、というせつない話。」
(本文中からの引用)
読書家の経験論に基づく読書本も面白いですが、
このように様々な科学的なデータであったり、
様々な識者が語った言葉を基に語られる読書本は刺激的ですね。
もちろんメンタリストDaiGoさんの経験の話もありますが、
そこは、様々な本を読んで
八面六臂の活躍を見せるメンタリストDaiGoさんが言うのですから、
この本の信用度もグンと上がるというものです。
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