今回は『まく子』について書いていきたいと思います。
内容
温泉街で暮らす小学5年生の慧は、
子どもと大人の狭間で戸惑っていた。
そんなある日、
彼の学校に不思議な魅力の美少女コズエが転入してくる。
コズエが抱える大きな秘密を知ることで、
慧が今まで見てきた世界は優しく塗り替えられていく。
感想
慧は大人が嫌いです。
大人を汚いもの、馬鹿なものと蔑み、
自らが大人に成長していくことを恐れています。
しかしそんな彼が、
成長しない(大人にならない)宇宙人が
女の子に乗り移ったというコズエと出会うことで、
様々なものに気付き成長していく物語です。
多かれ少なかれ誰しもが経験する子供の頃の感情が、
この作品には映し出されています。
この作品に、
大人になることってそんなに悪いことじゃないよ、と
もう十分いい大人になった自分は教えられた気がします。
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