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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『大どんでん返し創作法: 面白い物語を作るには ストーリーデザインの方法論』 今井昭彦



今回は今井昭彦著
『大どんでん返し創作法:
面白い物語を作るには ストーリーデザインの方法論』
について書いていきたいと思います。


内容
出版業界で20年にわたって
1,000以上のベストセラーの広告に関わってきた男が、
禁断のストーリーデザイン技術を丸裸にした
伝説のブログをついに電子書籍化。

プロに
「面白い!」
「売れる!」と言わせるシナリオには「法則」があります。

これを手にした人は、
大どんでん返しに腰を抜かす事になるでしょう。

エンターテイニングな物語には確固たる基準があります。

書きたいことだけを書いていても
絶対に「面白いストーリー」は生み出せません。

あなたを揺さぶるナマの感情と、
歴史が磨き上げた黄金の型とが結びついた時、
物語は初めて個人の意識の垣根を超えて共鳴し、
傑作の条件が整うと断言できます。

本書ではその秘密のノウハウを公開します。


感想
物語を作ったことがないという人がとりあえず物語を作ってみた時、
とても面白い作品になった!というのは稀でしょう。

もちろんかなりの量の読書してきて、
自分の中に物語を書く素地みたいなものが備わっていて、
物語を作る力が十分であったという人はいるのでしょうが、
読むのと書くのはやはり違うと言わざるを得ないでしょう。

それは私自身が常に身に染みて感じている部分であります。

そんな物語創作の初心者にとって、
物語を作り出すための手助けになるであろう本がこの1冊です。

「どんでん返しのある物語を作る時は、
最初にどんでん返しを決めてしまうことが肝要です。
結末も、感動も、主人公も、敵も、伏線も、事件も……、
あらゆる要素はどんでん返しの上に構築されます。」
(本文中からの引用)

やはりどんでん返しのある物語というのは読んでいて面白いです。

そんなどんでん返しのある作品の創作法を、
師匠と弟子というキャラクターを登場させ、
その2人の会話によって分かりやすく説明しています。

読む人によっては
このキャラクターの会話が幼稚に感じられるかもしれませんが、
それはご愛嬌というところで、
言っている内容としては非常にまともです。

色々と参考に出来るところのある1冊であります。
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