カタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア代表と1戦に挑み、
0―1で敗れました。
このことに関する記事が『スポーツ報知』に掲載されていたので以下で紹介します。
◆カタールW杯アジア最終予選
サウジアラビア1―0日本
(7日・ジッダ=キング・アブドゥラー・スポーツシティー・スタジアム)
サッカー日本代表は、
カタールW杯アジア最終予選でサウジアラビアと敵地で対戦し、
後半26分に先制ゴールを奪われて敗れた。
日本は3試合を終えて1勝2敗と苦しい出だしとなった。
第4戦は12日に埼玉スタジアムでオーストラリア代表との大一番に挑む。
大観衆が詰めかけ中東独特の歌声が流れるアウェー戦で、
ミスから痛い黒星を喫した。
前半6分、MF柴崎岳(レガネス)の
右ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたが、
以降はサウジアラビアがボールを握る展開に。
同12分には相手がフリーキックからヘッドを放ったが、
GK権田修一(清水)が体を張ってセーブした。
好機が訪れたのは前半24分だった。
後方からのロングボールに抜け出したMF浅野拓磨(ボーフム)が右クロス。
MF南野拓実(リバプール)のヘディングシュートは相手GKに阻まれたが、
5分後にはさらなる絶好機が。
パスカットからMF鎌田大地(フランクフルト)が
FW大迫勇也(神戸)に絶妙なスルーパスを通したが、
エースの右シュートにGKがまたも好反応を見せた。
試合が行われたキング・アブドゥラー・スポーツシティー・スタジアムには
多数の観客が詰めかけ、プレーごとに大きな歓声が上がった。
またスタジアム中が掛け声に包まれてサウジイレブンを後押し。
後半開始直後には、中東独特の歌声がより一層響くようになった。
後半5分にはマイボールを奪われカウンターを浴びたが、
GK権田が再び体を張るセーブで危機を救った。
そして日本は同13分に相手ペナルティーエリア内に入り、
FW大迫がボールを受け相手に倒されたが、笛は吹かれなかった。
同25分に中盤でのボールの奪い合いから
サウジアラビアの素早い攻撃を受け、
途中出場のFWアルブリカンのミドルシュートは、
クロスバー枠の右上を通過した。
その直後の同26分だった。
日本の右サイドでの柴崎が出したバックパスを奪われると、
アルブリカンがそのままPA内左に持ち込まれて、先制ゴールを奪われた。
敵地スタジアムは、先制点で盛り上がりが最高潮に達した。
敗れると今後の戦いに向けて苦しくなる日本に対して、
サウジアラビアは残り時間が少なくなると露骨な時間稼ぎをするように。
同39分にはDF酒井宏樹(浦和)がミドルシュートを放つも枠外。
その後も、同点に追いつこうとするがゴールは割れなかった。
◆日本代表のW杯最終予選
▽第1節 日本0―1オマーン
▽第2節 中国0―1日本
▽第3節 サウジアラビア1―0日本
▽第4節 日本―オーストラリア
▽第5節 ベトナム―日本
▽第6節 オマーン―日本
▽第7節 日本―中国
▽第8節 日本―サウジアラビア
▽第9節 オーストラリア―日本
▽最終節 日本―ベトナム
これは厳しい展開となりました。
明らかに歯車が噛み合っていないように見えました。
一つ擁護できることがあるならば敵地での1戦であったということでしょうが、
ならば今後のホーム戦は落とせないですし、
本当にW杯を目指すのであれば敵地での試合も落とすことが出来ません。
つまりは本当に厳しい状況であるわけです。