横山武史騎手騎乗のタイトルホルダーが勝利しました。
タイトルホルダーはこれがG1初制覇です。
このことに関する記事が『サンケイスポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
10月24日の阪神11Rで行われた第82回菊花賞
(3歳オープン、牡・牝、GI、芝・3000メートル、
馬齢、18頭立て、1着賞金=1億2000万円)は、
横山武史騎手騎乗の4番人気タイトルホルダー(牡、美浦・栗田徹厩舎)が
ゲートを出ると一気にハナに立ち、そのまま逃げ切って勝利。
春2冠の優勝馬が不在のなか、
42年ぶりに阪神競馬場で行われた3歳牡馬クラシック最終戦を制し、
GI初制覇。
皐月賞2着、日本ダービー6着、
秋初戦セントライト記念13着大敗からの巻き返しに成功した。
タイムは3分04秒6(良)。
5馬身差の2着にはオーソクレース(3番人気)、
さらにアタマ差遅れた3着に紅一点のディヴァインラヴ(6番人気)が入った。
なお、1番人気のレッドジェネシスは13着、
春2冠3着のステラヴェローチェは4着に敗れた。
菊花賞を勝ったタイトルホルダーは、
父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorという血統。
北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬で、馬主は山田弘氏。
通算成績は8戦3勝。
重賞は今年の弥生賞ディープインパクト記念(GII)に次いで2勝目。
菊花賞は管理する栗田徹調教師、騎乗した横山武史騎手ともに初勝利。
◆横山武史騎手
「前走がひどい競馬になってしまったので
リベンジという意味でも勝ちたいと思って挑みました。
個人的にはこの馬には距離が長いと思っていたのですが、
終わってみたら完勝でした。
馬を信じてあげられなった自分が恥ずかしいです。
(最後は余裕もあったのでは?)馬は余裕だったかもしれませんが、
ジョッキーはまったく余裕はなかったです(笑)
(今後は?)まじめすぎるところが長所でもあり短所でもある馬なので、
関係者と一緒にうまく歩んでいけたらと思います」
本人はこのようにコメントしていますが、
素晴らしい騎乗だったと言えるのではないでしょうか。
横山武騎手の巧みな導きがあったからこそ、この勝利はあったと言えます。
若きこのジョッキーには前途洋々たる未来が開けていると言えるでしょう。