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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『論理思考トレーニング』 鷲田小彌太



今回は鷲田小彌太著
『論理思考トレーニング』について書いていきたいと思います。


内容
「論理思考」といわれると、
高尚で、特別に知的な人だけが使えるものと感じ、
思わず身を引きたくなるかもしれない。

しかし、実際はそれほど難易度の高いものではない。

「論理とは道筋であり、最適な道筋を決めるのが論理思考である」と、
著者は単純明快にポイントを示し、
「日本人は論理思考が苦手」
「日本語は西欧の言語と比べ、論理性で劣る」という固定観念を捨て、
トレーニングを積めば誰でも論理思考を身につけられると説く。

本書では、
論理の破綻を見破る法、
考えを整理するための「三分法」、
わかりにくい文章を読む技術、
正しい比較をするための注意点など、
「適切な道筋」を決めるための実戦的なテクニックを公開する。

さらに、
日本語で考え抜くことに主眼を置いた
26の練習問題に取り組むことによって、
読者の「考える力」を徹底的に鍛える仕組みになっている。

日本語を使って論理ベタを克服できる本書は、
日本人にとって最適のトレーニングブックである。


感想
「論理思考」を鍛えるために、
著者である鷲田小彌太氏が用意した様々な練習問題が出題されます。

この辺りはこの本を出版した当時、大学教授であった鷲田氏の
得意分野だと言えるのかもしれません。

「「論理思考」とは、「筋道だった考え」であって、特別のものではない。
筋道を正しくたどることである。
ロード(道)を正しくたどるために必要なものは何か。
ロードマップだろう。
マップだけでは不十分だ。ナビが必要だ。
どの道をたどっていけばよいのかを指示することである。」
(本文中からの引用)

「はじめに」で著者の鷲田氏が「類書と違う」と言うように、
類書とは違う面白さのある1冊だと言っていいでしょう。
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