球団OBである新庄剛志氏を新監督として就任させると発表しました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
日本ハムは29日、
今季限りで勇退する日本ハムの栗山英樹監督(60)の後任として、
新庄剛志氏(49)が就任すると発表した。
発表後、新庄氏は自身のツイッターを更新。
「プロ野球の存在意義は
そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、
単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません」としたうえで
「その裏側に誰を笑顔にするのかを常に心に秘めて
新庄剛志らしく突き進んで生きます!」と意気込んだ。
新庄氏は阪神を皮切りに日米4球団でプレーして
日米通算1524安打、225本塁打をマーク。
03年オフに「これからは、パ・リーグです」と
米国から日本球界に電撃復帰し、
日本ハムで北海道移転元年の04年から06年までプレーした。
北の大地ではファンへのアピールに全力を尽くすと同時に、
野球にも真摯(しんし)に取り組む姿が際立った。
「一番自信があるのは守備」と俊足と強肩を生かした外野守備や、
パンチ力のある打撃で、
06年の球団25年ぶりのリーグ優勝、
44年ぶりの日本一に大きく貢献した。
06年限りで現役を引退後、野球界を離れていたが、
昨年12月に現役復帰を目指し12球団合同トライアウトに参加。
新庄氏は今月18日、
ツイッターに「日本に戻ってきた理由がここにある」と投稿した。
加えて、ツイッターのヘッダーを現在建設中の
日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」とみられる画像に変更。
23年に開場する同球場への思いをにじませていた。
3年連続Bクラスが決まった日本ハムは、投打に再建の途上にある。
中でもチーム打率.231、444得点、75本塁打は
いずれもリーグワースト(28日現在)。
待望されているのは、中軸を担う生え抜きのスターの育成だ。
17年ドラフト1位で今季イースタン・リーグ本塁打王の清宮、
高卒3年目で今季7本塁打の野村ら、
潜在能力の高いスター候補生は少なくない。
稲葉篤紀新GMは就任会見で、
新体制の組閣について
「球団の考えと、新監督と、話し合いながら
これからしっかりと決めていくことになる」と話した。
二人がどんなチームを作るのか、注目が集まる。
◇新庄 剛志(しんじょう・つよし)
1972年(昭47)1月28日生まれ、福岡県出身の49歳。
89年に西日本短大付からドラフト5位で阪神に入団。
01年から大リーグのメッツ、ジャイアンツでプレーし、
04年から日本ハムで国内に復帰。
06年限りで現役を引退した。
NPBでの通算成績は
1411試合で打率・254、205本塁打、716打点、73盗塁。
ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞10度。
7度出場したオールスターでは2度のMVPに輝いた。
右投げ右打ち。
これは面白い展開になりました。
なんだか期待が出来てしまう、期待してしまうというのが、
選手時代からの新庄氏の魅力でしょう。
勝っても負けても観に行きたい、
そんなチームを作り上げてくれるのではないでしょうか。
とても期待しています。